【イベント】スクエニ、「ジャンプフェスタ」で『星のドラゴンクエスト』新情報を続々と解禁! TVCMや正式版マルチプレイ、上級職の導入、DQ3イベントなど盛りだくさん


スクウェア・エニックスは、12月19日、幕張メッセで開催中の「ジャンプフェスタ2016」に出展し、『星のドラゴンクエスト』の「星のドラゴンクエスト 超ギガレア ステージ」を開催した。このイベントでは、直近及び今後のアップデート情報や、テレビCMの放送決定と連動キャンペーン、イベント情報など、盛りだくさんの内容が明らかになった。

ステージには、プロデューサーの市村龍太郎氏、運営プロデューサーの永野雄太氏、ディレクターの畑信太郎氏(『星のドラゴンクエスト』開発会社のHINATA所属)、Vジャンプ編集部のサイトーブイ氏が登壇し、声優の西明日香さんがMCを担当した。

 
▲左から西さん、市村氏、永野氏、畑氏、サイトーブイ氏。

 
『星のドラゴンクエスト』とは
スマートフォン向け「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作で、星型マップを自由に拡大縮小させたり回したりしながら、星をまるごと探索できるRPG。キャラクターを自由にカスタマイズ・成長させながら、迫りくる星の危機に立ち向かっていく。10月15日のリリース以来、順調にダウンロード数を伸ばし、アプリストアの各種ランキングで上位に入ったほか、アプリも500万ダウンロードを突破している。


 
■アップデート情報

イベントでは、まずバージョン「1.1.0」の概要が12月18日に公開された。目玉は、マルチモードの正式版が実装されたことだ。リリース以来、体験版を提供していたが、ユーザーから寄せられた意見をもとに修正を行ってきたという。事前セッティング機能の追加や、パーティ解散・離脱時に「ホーム」画面に戻らなくなるようにしたこと、目的地を選択できるようにしたことなど、遊びやすくするための改修が加えられた。
 

また持ち込める道具の数も制限した。これまで強力なキャラがパーティにいると、独壇場となっていた問題への対応だ。アタッカー、回復、魔法攻撃など職業ごとの役割を明確になることを狙ったという。sらにカナヘイさんのスタンプも追加された。これまで24種類だったが、今回、さらに24種類追加された。カナヘイさん自身がゲームをやりこんだうえで、あると便利だと思ったスタンプを提案したという。西さんは「まごまご」を気に入ったそうだ。
 



このほか、マルチプレイについては、チート行為者やマルチプレイで放置するプレイヤーへの意見も多く寄せられたという。運営側も問題視しており、対策を考えているそうだ。例えば、問題のある行為をしていると、一生懸命遊んでいる人とマッチングされなくなるような仕組みなどの導入も検討しているとのこと。

 
▲ももん屋に新たな道具を追加した。メタルのカギや隠された財宝のカギ、強化玉などで、購入すると一定期間購入できなくなる。入荷までの期間については、キャンペーンや、ユーザーの利用状況・意見に応じて変更することもあるとのこと。
 

もう一つの目玉となるアップデート項目は、「モガふり探索隊」だ。これは近くにいるプレイヤーと一緒に端末を振ると、人数に応じてモモンガ族が集まる。その人数が多いとレアなお宝が手に入るものだ。1日3回まで人用できる。観覧者と登壇者と一緒に実施したところ、100人から350人までばらつきが見られた。バラつきのでた原因については今後、調査・対応しているという。端末のGPS機能を用いて、1km四方にいて「モガふり探索隊」を利用するプレイヤーと、履歴を見て過去1時間に利用したプレイヤーを検出しているそうだ。
 


 
■イベント情報
 
▲『ドラゴンクエストII』にちなんだイベント「シドーを倒せ!!」の追加開催が決定。装備品が集まりきらない、もうちょっと遊びたいといった声に対応したという。追加開催のため、12月19日と20日の2日間となる。ローレシアの王子、ムーンブルクの王女、サマルトリアの王子の装備やイベント限定のスタンプが入手できる。

 
▲クリスマスイベント。現在開催中で、12月26日3:59までログインボーナスが用意されている。毎日100ジェム、「カギ」や各種「強化玉」などがもらえる。さらにマップ上を動き回るモガサンタを3時間おきにタップすると、プレゼントがもらえるという。

 
▲12月21日14:00~28日13:59の期間、クリスマスイベント「サンタさまがやってきた!」を開催する。限定ダンジョンに登場するボス「サンタさま」を倒すと、イベント限定装備が入手できるチャンスとなる。サンタさまは伝説級まであり、非常に強力で倒すのは難しいという。

 

▲宝箱ふくびき「メタスラそうび」を開催中。10連は初回のみ★5確定となる。西さんは、10連を引いてみたところ、「メタスラの剣」を入手できたと明かした。10個中、3つは★5だったと強運ぶりだ。12月23日からは「メタスラの剣」に代わって「メタスラの弓」が出現する。5回攻撃をするメインスキル「さみだれ流星群」を持っているという。メタル系の敵に効果を持つ「メタルレイン」というサブスキルを持っている。

 
▲12月26日からテレビCMの放映も決定。声優の小山力也さんがナレーションを担当している。記念として、特別ログインボーナスと、宝箱ふくびきを実施する。詳細については後日、あらためて発表するとのこと。

 
▲12月28日から『ドラゴンクエストIII』にちなんだイベント「ゾーマを倒せ!!」を開催する予定。イベント報酬として、「勇者」「戦士」「賢者」そうびと、限定スタンプが用意されている。「勇者」と「賢者」については武器もある。以前開催したバラモスのイベントでは武器がなかったため今回、追加するという。「戦士」は武器はない。西さんは、女性戦士の装備をキャラにつけてみたいと話していた。なお、1つの装備で男女、着用できる。

 
▲今回のイベントでは、「ゾーマ」については「伝説級」を上回る「魔王級」を追加する。ゾーマは、『ドラゴンクエストIII』で使った技以外にもオリジナルの技を使ってくる。強力な「伝説級」を投入しても、上級者の一部からすぐに倒される状況が続いたことに対応したもので、いわば運営側からのプレイヤーへの挑戦状である。伝説級で倒すと稀にドロップする「魔王級」に挑戦できるカギを使うことで戦うことができる。マルチプレイ限定となる。倒すのが非常に困難だが、「結構良い装備」が手に入る。倒した場合、スクリーンショットを付けて運営に知らせて欲しいとのこと。


 
■2016年のアップデート情報
 
▲メインストーリークエストとして、新エリア「ジャンガル大陸」を2016年2月に追加する。名前のとおり、密林がモチーフになる。地上絵のようなものもあるそうだ。「神鳥レティス」がカギになる。

 
▲3Dプリントフィギュアキャンペーンを2016年1月中旬に再度実施する。ゲーム内のキャラクターの3Dフィギュアを制作して抽選で100名にプレゼントするもの。前回、応募数がものすごく多かったことに対応したという。さらに今回、2016年2月以降、3Dフィギュアの販売も開始する。アプリ内からいつでも自分のキャラクターを3Dフィギュア化できる。アプリとしては初の試みだ。オーダーメイドということで価格が気になるところだが、市村氏は「具体的な金額はまだ言えないですが、価格は何万という世界にはならないよう、できるだけ抑えます」とコメントした。

 
▲2016年2月の早いタイミングで、上級職を実装する。指定された2つの職業レベルが50以上であること、イベントなどで手に入る上級職の「さとり」を持っていることが条件となる。登場する上級職は7種類ある。レベルアップを支援するイベントなども実施する考えもあるという。

 
▲今回実装される予定の上級職も公開された。物理攻撃のスペシャリスト「バトルマスター」、タフでタンクと呼ばれる守り役として活躍する「パラディン」、魔法使いと僧侶のいいとこ取り「賢者」、物理攻撃と魔法攻撃ができる「魔法戦士」、まものが使うような攻撃ができる「まものマスター」、攻撃とパラメーターアップ系の特技を使える「海賊」、味方の回復や攻撃力アップの効果がるダンスを使う「スーパースター」となる。


最後に、2016年1月13日14時より開催されるドラゴンクエスト30周年発表会も開催される。いろいろなゲームタイトルの発表や、30周年だからこそできるエンターテイメント性の高いプロジェクトの発表などが行われるが、ここでは『星のドラゴンクエスト』についても追加の発表が行われることも明らかになった。
 

 
(編集部 木村英彦)
 
■『星のドラゴンクエスト』

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会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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