King、第4四半期はQonQで減収減益に


『Candy Crush Saga』で有名な英国モバイルゲーム会社King Digital Entertainment<NYSE:KING>は、2月11日、2015年12月期と第4四半期(15年10~12月期)の決算を発表した。

発表した決算は、売上高が前四半期比(QonQ)4%減の4億6100万ドル(日本円:528億円)、利益は36%減の9100万ドル(同:104億円)と減収減益となった。先行指標として利用される受注総額(Gross Booking)は1%増の5億0900万ドルだった。

売上高の減少は、主力タイトルである『Candy Crush Saga』の落ち込みが主な要因で、『Candy Crush Soda Saga』など新作ゲームでも部分的にしかカバーできなかったという。利益については、為替差損や買収関連費用などが計上されたことによる。

第4四半期のKPIは、DAU(Daily active users)が前四半期比4%減の1億2800万人、MAU(Monthly active users)が同5%減の4億4900万人、MUUs(Monthly unique users)が同4%減の3億1800万人と、アクティブユーザー数が減少した。