Aiming、第1四半期決算は営業損失1億4900万円と前年5億7600万円黒字から赤字転落…『DQタクト』3.5周年イベントも減収、新作開発費も響く【追記】
Aiming<3911>は、4月26日、2024年12月期 第1四半期(24年1月~24年3月)の連結決算を発表し、売上高46億0700万円(前年同期比10.7%減)、営業損失1億4900万円(前年同期は5億7600万円の利益計上)、経常損失4200万円(同6億2600万円の利益計上)、最終損失3億4600万円(同2億1800万円の利益計上)だった。
・売上高:46億0700万円(同10.7%減)
・営業損失:1億4900万円(同5億7600万円の利益計上)
・経常損失:4200万円(同6億2600万円の利益計上)
・最終損失:3億4600万円(同2億1800万円の利益計上)
【5月5日にグラフを差し替え】
『ドラゴンクエストタクト』で3.5周年イベントを開催したものの、既存タイトルの弱含みなどで減収を余儀なくされたようだ。広告宣伝費などを抑制したが、人件費や外注費が増加し、全体としては費用増となった。従業員数は前年同期614人から770人に増えており、新作開発に関連した先行投資も行った。
オンラインゲーム事業のさらなる成長とシェア拡大を目指し、サービス中タイトルの拡充と開発中タイトルの準備を進めてきた。
サービス中タイトルについては、スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は、3.5周年を迎え、記念キャンペーンや新キャラクター追加の実施を通じて、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の維持に努め、収益に貢献した。
『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』は、季節イベントや新キャラクターの追加の実施を通じて、収益に寄与した。
『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』をはじめとする他タイトルについては、長期運営によるKPIの低下は見られるものの、コラボイベント実施により、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の維持に努めた。
開発中タイトルについては、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろ うか バトル・クロニクル』の PS4/ PS5版を2024年2月14日に配信し、また『タップハンター~剣と魔法の放置RPG~』を2024年2月15日に配信した。他翌四半期以降に配信を予定しているタイトルの準備と品質の向上に努めた。
■第2四半期累計の業績見通し
第2四半期累計の業績は、売上高85億6000万円(同5.2%減)、営業損失8億0600万円(同4億1900万円の利益計上)、経常損失8億2300万円(同5億0800万円の利益計上)、最終損失9億5500万円(同1億6000万円の損失計上)を見込む。
・売上高:85億6000万円(同5.2%減)
・営業損失:8億0600万円(同4億1900万円の利益計上)
・経常損失:8億2300万円(同5億0800万円の利益計上)
・最終損失:9億5500万円(同1億6000万円の損失計上)
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911