さくらインターネット、第1四半期は10％増収も営業・経常利益は横ばい

さくらインターネット<3778>は、7月25日、第1四半期（16年4～6月期）の連結を発表し、売上高32億2400万円（前年同期比10.0％増）、営業利益2億9100万円（同0.2％増）、経常利益2億5100万円（同0.7％減）、最終利益1億5600万円（同8.0％減）だった。
 

VPS・クラウドサービスが順調に成長し、10％の増収を達成したものの、エンジニアの増員や、データセンターの増床、サービス機器増加に伴う減価償却費の増加を受けて、営業利益はほぼ横ばいだった。営業外費用として、石狩データセンター3号棟建設の借入やリースに係る支払利息も圧迫し、経常利益もほぼ横ばいだった

2017年3月期は、売上高145億円（前期比20.0％増）、営業利益10億6000万円（同8.6％増）、経常利益8億6000万円（同4.6％増）、最終利益5億7000万円（同3.0％増）を見込む。