【イベント】『Fate/Grand Order Arcade』稼働後初のファンミーティングを開催! 新サーヴァントの3Dグラフィックを公開


FGO ARCADE PROJECTは、9月6日、東京のセガ秋葉原3号館にて、『Fate/Grand Order Arcade』(以下、『FGO Arcade』)開発スタッフが登壇する「Fate/Grand Order Arcade ファンミーティング 2018.9 in 秋葉原」を開催した。本稿では、当日の模様をレポートしていく。
 

■「強化素材のドロップを増やせない?」「サイレント修正はしている?」など突っ込んだ質問にもズバリお答え!


イベントが始まると、まずは『FGO Arcade』ディレクターであるゲームセンターいかみ氏が登壇。『FGO Arcade』稼働後初のファンミーティングとなる今回、稼働から約1ヶ月を経ていかみ氏は「プレイしてくださった多くのマスターの皆様にお礼を申し上げたいと思います」と感謝の意が伝えられた。


▲『FGO Arcade』ディレクターであるゲームセンターいかみ氏。

続いて、FGO PROJECTクリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏、『FGO Arcade』マーケティングディレクターのクイック石倉氏が登壇。事前告知なしのサプライズ登場に会場は大いに盛り上がった。


▲FGO PROJECTクリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏。稼働後は、塩川氏も実際にゲームセンターに足を運んで『FGO Arcade』をプレイしてみたという。


▲『FGO Arcade』マーケティングディレクターのクイック石倉氏。

そんな3名が揃ってお届けするファンミーティングは、いかみ氏が『FGO Arcade』ファンから寄せられたご意見・ご質問にお応えしていく「教えて!!ゲームセンターいかみさん」のコーナーからスタート。いかみ氏は8月28日より、『FGO Arcade』公式サイト内にて、新コンテンツ「Fate/Grand Order Arcade ディレクター ゲームセンターいかみレター」の連載を開始している(関連記事)。今回、挙げられた質問は事前に「いかみレター」に届いたものとのこと。



最初の質問は強化素材に関するもの。いかみ氏曰く、こちらは要望も多かった案件とのことで「早急に対応したい」と答えた。実際に会場でも「強化素材が足りていない人」の調査が行われたが、来場したほぼ全てのマスターの手が挙がった。

この件に関していかみ氏は、『FGO Arcade』は原作である『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)よりドロップ率は上げているものの、『FGO Arcade』ではまだイベントなどが実装されていないため、強化素材を集めるのを大変に感じてしまっていると分析した。こちらは、後述する「マスター30万人突破キャンペーン」にて早速、改善が試みられている。



続いてはグレイルウォーのマッチングに関する質問。現在のマッチング基準は「グレイルウォーの戦績」や「パーティ編成」が加味され、腕前が近しい相手と対戦できるような仕組みになっているとのこと。ただし、「マッチング時間の短縮」や「6人での対戦を実現」することが最優先とされているため、レベル差がある相手ともマッチングしてしまうようになっていると、いかみ氏は説明した。なお、グレイルウォーは3vs3のチーム戦となるため3人の合計値が均等になるよう振り分けられてはいるが、こうした意見もあるため随時改良していきたいとの想いが語られた。


▲マッチングにおいて何を優先するかは難しいが、全員が納得できるマッチングを目指して9月中にはお知らせができるようにしたいといかみ氏は話した。

3つ目の質問はターゲット切り替えに関するもの。この仕様についていかみ氏は、『FGO Arcade』はアクションゲームを初めてプレイする方が多いと想定していたため、あまり頻繁にボタンを押さなくても遊びやすい形式を模索していたためと答えた。実際、ロケテストを行った際には一度、ターゲットが切り替わらないバージョンを試したこともあるが、来場者から「敵が狙えません」という意見が非常に多かったため今の仕様になっていると経緯を明かした。

この件への対応としていかみ氏は、今後、アクションゲームに慣れているユーザーが使いやすいカメラの導入をオプション切り替えで各自選択できる改善を検討しているという。いかみ氏は「2018年中にはお届けしたい」とコメントした。



次に挙げられたのは、対戦のバランス調整に関する質問だ。「サイレント修正を行っていますか?」との問いに、いかみ氏は「やっていません」と断言。ご意見が多かったことから、開発内部でも細かく調査を行ったが、結果として変わってなかったこと、変更がある際には今後も事前告知を行うと公言した。

また、8月のアップデート情報告知の際には言葉足らずな部分があったとの反省も。サーヴァント「清姫」と「カーミラ」のモーションを変更したが、こちらは「移動」と「高速ダッシュ」のみの変更で、その他の攻撃モーションには一切変更がないと捕捉された。



そして、続いてが最後の質問となる。召喚機会に関する質問で、期間限定召喚は月5回までの10連召喚を終えてしまうとグレイルウォーでしか引けなくなるというもの。こちらは、本日(9月7日)7時以降の各店舗メンテナンス終了後に「グランドオーダーとカルデアゲートでのピックアップ召喚」が実装されており、既に対応が行われている。


 

■「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕」&「呪腕のハサン」が登場!




続いてのコーナーでは『FGO Arcade』の最新情報を公開。「マスター30万人突破キャンペーン」や「セイバーオルタピックアップ召喚」の内容については、既に記事が公開されているため、下記の関連記事を参考にしていただきたい。

【関連記事】
FGO ARCADE PROJECT、『Fate/Grand Order Arcade』でマスター30万人突破キャンペーンを明日より開催! ★4以上確定召喚や獲得報酬UPなど
『Fate/Grand Order Arcade』で「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕」と「呪腕のハサン」が新登場する「セイバーオルタピックアップ召喚」を開催

会場では、グランドオーダーとカルデアゲートでの獲得報酬アップについて、実際にどの程度増えるのかという一例が公開された。なお、塩川氏はドロップはあくまでもランダムとなるため下記の画像は参考にしてほしいとコメントした。





▲上記は初級クエストをクリアした際に得られる報酬の一例。獲得QPは約4倍にまで増えていることが伺える。

また、ヤスダスズヒト氏が描き下ろした概念礼装「★4(SR)相打つ宿命」のイラストも公開された。



その他、9月6日20:00~9月27日19:59までの期間、グレイルウォーのレイシフト先が「終わりの土地」になることが発表された。



ここからは新たに登場するサーヴァント「★2(UC)呪腕のハサン」と「★4(SR)アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕」を紹介。「セイバーオルタピックアップ召喚」の内容やキャラステータスについては、上記の関連記事でも掲載しているため、ここでは会場にて公開された宝具演出や2Dと3Dの比較を紹介していく。

●呪腕のハサン

 
 

▲いかみ氏は「呪腕のハサンは異質な身体をしているため、アクションゲームとして表現するのは大変でした」と苦労を語ってくれた。

【宝具演出】
 

●アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕

 
 
 
 


【宝具演出】
 
 

本コーナーの最後に塩川氏は「これからも新しいサーヴァントやキャンペーンなど、ゲームをアップデートしてどんどん良くするつもりでセガさんと一緒に頑張っていきますので、応援いただければと思います」とコメントをしてイベントの締めとした。


▲新たな概念礼装や新サーヴァントの再臨段階を含む物理カードは全て会場で展示されていた。

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)


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