【イベント】DAOKOさんが『ドラガリアロスト』の楽曲を中心に11曲を披露…音楽に関する秘密も明かされた「DRAGALIALOST CELEBRATION PARTY!」をレポート

任天堂<7974>とCygamesの『ドラガリアロスト』は、1月8日、都内・新木場 Studio Coastにて、「DAOKO×ドラガリアロスト」の発売を記念したアニバーサリーイベント 「DRAGALIALOST CELEBRATION PARTY!」を開催した。なお、本イベントはアニバーサリーアルバム「DAOKO×ドラガリアロスト」に封入されている参加抽選応募券より、抽選により招待された方のみが参加可能なプレミアイベントとなっている。
当日は、2019年10月9日に発売された「DAOKO×ドラガリアロスト」収録曲より、DAOKOさんと『ドラガリアロスト』の世界が融合した一夜限りのスペシャルライブを実施。さらに、アニバーサリーソングを手掛けたTAKU INOUEさんのDJ出演のほか、ゲームでお馴染みの声優キャスト、ゆかなさん(ナーム役)、遠藤綾さん(ムム役)、朝井彩加さん(シーリス役)らが出演し、『ドラガリアロスト』のサウンドプロデューサーを務めるさとまんさんやTAKU INOUEさんと共に音楽をテーマにトークイベントを行った。本稿では、その模様をお届けしていく。


▲会場入口にあるグッズ販売所では、本イベントのために作られたオリジナルの「ロングTシャツ」や「マフラータオル」のほか、『ドラガリアロスト』やDAOKOさんのオフィシャルグッズを購入できた。






▲ロビーでは『ドラガリアロスト』の世界観を楽しめる展示や映像も用意されていた。


▲展示されているミドガルズオルムとは撮影も行える。『ドラガリアロスト』公式Twitterをフォローし、撮った写真にハッシュタグ「#ドラガリ」を付けてツイートすることでDAOKOさんオリジナル竜輝の護符ステッカーがプレゼントされた。
イベントが始まると、前方のスクリーンに『ドラガリロスト』テイストにデフォルメされたDAOKOさんのちびキャラが登場。会場に詰めかけた来場者たちを歓迎した。

続けて、シーリス役の朝井彩加さん、ムム役の遠藤綾さん、ナーム役のゆかなさんらが登壇し、トークコーナー「ナーム・ムム・シーリスのCELEBRATION PARTY!」を実施した。
冒頭でも述べた通り、本イベントはアニバーサリーアルバム「DAOKO×ドラガリアロスト」の発売を記念して行われたものだが、『ドラガリアロスト』の単独イベントとして数えても今回が初になるという。『ドラガリアロスト』リリース直前には台湾でのイベントにも出演したことがあるというゆかなさんは「その時から日本でイベントが開催されることを楽しみにしていた」と率直な感想を述べた。

▲写真左から順に、朝井彩加さん(シーリス役)、ゆかなさん(ナーム役)、遠藤綾さん(ムム役)。
自身が演じるキャラについては、ドラゴン「ブリュンヒルデ」として登場し、後に人の姿になった「ムム」について遠藤さんが「1人で3役演じているような感覚だった」とコメント。ドラゴンとしての鳴き声、ブリュンヒルデの台詞、ムムの台詞でキャラクター性が異なっていたため、演じ分けが必要になったようだ。
また、収録時のエピソードについては朝井さんが、シーリスが怒るシーンで台本には元々「この~」という台詞になっていたが、アドリブで「こんの~」と少し溜める形にしたところ、そちらが採用されて嬉しかったという裏話も披露してくれた。


ここからは、TAKU INOUEさんとさとまんさんを加えて音楽をテーマに話す「ドラガリ ミュージック♪」のコーナーへ。
『ドラガリアロスト』に実装される音楽についてのこだわりを聞かれた2人は、やはりDAOKOさんのボーカル入り楽曲が使用されていることだと回答。アクションRPGとしてもボーカル入り楽曲が使用されるケースは少ないほか、このように1人のボーカリストにフューチャーしてゲームを作り上げていくことも珍しいと答えた。そのため、新しい世界観を見せるために日々試行錯誤しているのだとか。

DAOKOさんの印象については、TAKUさんが「曲を渡して歌詞を書いてもらうと、彼女の色になって帰ってくる」とコメント。歌声についてはさとまんさんが、「透き通った声で、誰が聴いても嫌悪感を感じない魅力的な声」と評した。
また、作中ではよりゲーム音楽として作品と融合させるために、DAOKOさんの楽曲としては珍しい"多重録音"を行っているという話も。マイページで流せる3曲は、キャラのモーションと楽曲のBPMを同期させているという秘密もさとまんさんから明かされた。さらに、TAKUさんからは、作中でシーンの切り替え時(マイページから遷移する際など)に「指パッチン」の音を入れているのは、DAOKOさんの楽曲でも使用している音を取り入れたかったためとのエピソードも。これには、冒険に出掛ける際に気持ちを切り替えるという意味合いが込められているほか、DAOKOさんの楽曲に対するリスペクトも込めているのだと話した。

トークコーナーの後はTAKUさんによるDJパフォーマンスも行われた。



イベントの後半はいよいよお待ちかねのDAOKOさんによるスペシャルライブを開催。オープニングは『ドラガリアロスト』の主題歌でもある「終わらない世界で」から。

その後、DAOKOさんから「明けましておめでとう!」と新年の挨拶があり、お正月レイドイベントに使用された「明けたら」を歌い上げた。そこからは、「ぼくらのネットワーク」「おにさんこちら」「BANG!」など、ゲーム内でもユーザーが耳にするシーンが多い人気楽曲が続く。


さらに、『ドラガリロスト』の1周年を記念してTAKUさんが制作した「a n n i v e r s a r y」を披露。先ほどのトークイベントでは、「お祝いしている感じが可愛い」とゆかなさんが1番好きな曲に挙げていた。
ライブ終盤は、「水星」などのバラードで会場がしっとりとした雰囲気で包まれ、観客も一体となる。



最後に「Cinderella step」を歌い終えたDAOKOさんは「素敵な一日を皆さんと過ごせて本当に良かった」と来場者たちに感謝の言葉を口にする。出演者たちもまた『ドラガリアロスト』のイベントで再会できることを誓い合い、大好評のうちに幕を閉じた。

01.終わらない世界で
02.明けたら
03.ぼくらのネットワーク
04.おにさんこちら
05.DRIVE
06.ShibuyaK
07.BANG!
08.a n n i v e r s a r y
09.水星
10.Cinderella step
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■『ドラガリアロスト』
© Nintendo/Cygames
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974