
ソニー音楽分野、10~12月の営業利益は75%減の363億円 前期はEMI株式の評価益1169億円計上 『FGO』などモバイルゲームの国内売上も低下
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ソニー<6758>が昨日(2月4日)発表した第3四半期(2019年10~12月)における音楽分野の業績は、売上高が前年同期比で4%増の2169億円と増収を達成したものの、営業利益が同75.3%減の363億円と大幅な減益となった。
同社では、営業減益の要因については、前年同期に1169億円計上していたEMI Music Publishingの連結子会社化に伴う再評価益がなくなったことが主な要因とみられる。
『Fate/Grand Orde』などモバイルゲームの売上の低下も要因にあげたが、EMI再評価益の額の大きさを考えると、こちらはメインではなさそうだ。
他方、増収要因については、EMIの連結子会社化や、ストリーミング配信の売上が伸びたことをあげている。ストリーミング配信は、前年同期比で16%増、円換算の影響を除くと20%成長を達成した。

なお、四半期別の売上高と営業利益の推移は以下のとおり。


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