SIE、『Ghost of Tsushima』の無料大型アップデートVer.1.1を10月17日に配信 オンライン協力型マルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」の追加など


ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation4用ソフト『Ghostof Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ)において、無料の大型アップデートVer.1.1を10月17日に配信することを発表した。

今回のアップデートでは、従来のシングルプレイモードへの追加要素や「二周目」(ニューゲームプラス)のほか、PlayStationPlus加入者向けにオンライン協力型マルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」も追加する(※)。
(※「Legends/冥人奇譚」をダウンロードし、利用するには、『Ghost of Tsushima』ゲーム本編、インターネット通信環境および PlayStationPlus利用権が必要となる)

また、本日(10月5日)より、本アップデート内容を伝える新トレーラー「『Ghost of Tsushima』アップデートVer1.1紹介トレーラー」も公開した。



■オンライン協力型マルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」
「Legends/冥人奇譚」は、『Ghost of Tsushima』本編で展開された境井仁(さかいじん)と仲間たちの物語とはまったく異なり、対馬の民に語り継がれてきた伝説に登場する「4 人の冥人」の戦いを描いたオンライン協力プレイ専用モード。美しいオープンワールドの対馬が舞台のゲーム本編から一変して、日本の古い民話や伝説に触発された怪奇と幻想の世界で、協力プレイと戦闘アクションを楽しめる。「Legends/冥人奇譚」には、2人プレイのストーリーミッション「奇譚」と4人プレイのサバイバルミッション「九死」が用意されている。また、レイドミッション「大禍」を後日配信予定。

▼役目
「Legends/冥人奇譚」には、4種の“役目”(キャラクタータイプ)があり、どの役目にも独自の特技や奥義がある。それぞれ最初から使える特技に加え、力をつけるにつれて新たな特技が使えるようになっていく。さらに、特定の役目だけが使える護符や飛び道具も登場する。

・侍

侍は、正面切って戦い、その場を守る役目。体力を保ちながら、近距離の敵を斬り裂く。多勢の敵には、奥義「八幡の怒り」を使えば八幡の加護による神速の連撃で敵を撫で切りに
できる。

・弓取

弓取は、遠距離から味方を助け、敵を射貫く役目。破裂矢によって敵の勢いを止めたり、乱戦のさなかには、奥義「内経の眼」で矢継ぎ早に矢を放って敵の頭を貫いたりできる。

・牢人

牢人は、奥義の「伊邪那美の息吹」で倒れた仲間を全員蘇生することができる。また、犬の式神も召喚して戦いに加勢させることができる(※もちろん犬の式神も撫でることができる)。

・刺客

刺客は、敵に大ダメージを与える強力な一撃を放つことができる。奥義の「闇烏」は敵に気づかれずに素早く移動し、相手の虚を突くことができる。

▼ゲームモード
・「奇譚」(ストーリーミッション)
2人プレイ用のストーリーミッション「奇譚」では、語り部の伝える“対馬であった真の事”の物語を体験する。高い難易度を解放することができれば、そこで新たな敵や手ごわい敵と出会い、ボーナス目標が与えられ、貴重な褒美を得ることができる。

・「九死」(サバイバルミッション)
「九死」では4人のチームを組み、対馬各地の要所を守りながら押し寄せる敵勢を撃退する。プレイヤーたちは、近くの敵を炎上させたり、熊の式神を召喚したりといった助けを得ることができる“恵み”を活用しながら戦う。長く生き延びるほど、また、多くのボーナス目標を完了するほど、一層多くの褒美を得ることができる。

・「大禍」(レイドミッション)
対馬を襲った災厄の深奥に辿り着くため、「奇譚」と「九死」で鍛えた技量と収集した武具を纏い、般若のつかさどる国へと4人チームで突入する。「大禍」は三幕からなる最高難易度のミッションで、攻略するには仲間との連携が必須となる。「大禍」は、「Legends/冥人奇譚」の配信から数週間後に配信を予定している。

▼その他の機能

「Legends/冥人奇譚」にはたくさんの装具が用意されており、難易度の高いミッションをクリアするほど希少で強力なものを入手できる(装具はすべてゲームプレイによって入手可能で、課金要素はない)。また、それぞれの役目で経験を積み重ねるごとに、新たな技を習得できる。

また、「Legends/冥人奇譚」用に新たなトロフィーも追加している。

ゲーム本編でも好評を博したフォトモードは、「Legends/冥人奇譚」でも使用可能。獲得した自慢の面や装束、エモートで、記念の一枚を撮影してみよう。

■シングルプレイ(本編)の追加要素
プレイヤーからの声を反映し、従来のシングルプレイモードにも数々の追加要素が加わった。

▼「二周目」(ニューゲームプラス)


『Ghost of Tsushima』本編をすでにクリアした方は、「二周目」でメインクエスト「仁之道」をもう一度プレイできるようになる。「二周目」は初回のゲームクリア時点で獲得した技・兵具・装具はすべて所持した状態から始まり、難易度も上昇する(難易度設定は変更可能)。

「二周目」では、燃えるような赤いたてがみを持ち、特製の鞍をつけた特別な馬も使用可能になる他、刀・弓・装束の性能をさらに上げることも可能になる。また、必殺の一撃を見舞ったり、これまでとは違った流儀で戦ったりできるようになる、非常に強力な効果を持った護符が新たに登場する。また、新たに「幻の花の商人」が登場するようになる。 「二周目」にのみ登場する「幻の花」と呼ばれる新たな花と交換で装束を新たな色で染めたり、「二周目」専用の装いを手に入れることが可能。「幻の花の商人」からは新たな護符も購入できる。

さらに、「二周目」プレイ専用の新しいトロフィーも追加となった。

▼その他の機能


Ver.1.1では、他にもゲームプレイ一周目でも利用可能となる様々な機能が追加されている。その一つが「装備の登録」機能。この機能を使用すれば、それぞれの装束や鎧にどの護符などを使うのかを登録して、プレイスタイルやロールプレイ上のこだわりに合わせて簡単に切り替えられるようになる。

また、保存したゲームをロードする際に、これまでの通算プレイ時間が表示されるようになった。さらに、フォトモードにも新要素を追加している。



■​『Ghost of Tsushima』
 

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会社名
株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
設立
1993年11月
代表者
暫定CEO 十時 裕樹
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