デジタルガレージ、ブランド広告ソリューションを提供するDoubleRecallと資本業務提携

デジタルガレージ<4819>は、ブランド広告に関するソリューション「DoubleRecall」を提供する米DoubleRecallと資本・業務提携を行った。デジタルガレージの投資・育成事業を手がける子会社DG インキュベーションがDoubleRecallに出資し、日本市場におけるDoubleRecallの事業展開を共同で行う。 DoubleRecallは、広告枠内で指定したキーワードの入力を促すことによって、コンテンツ閲覧者のブランド認知度を高めることができるオンライン広告ソリューション。2011年1月に公開されたサービスで、大手メディアサイトへの導入が進められている一方、欧州ではMentos、Red Bull、Nissan、Renault、Volvo、Pfizerなど多数のグローバルブランドで、DoubleRecallを活用したブランドマーケティングが展開されている。 DoubleRecallを導入する媒体社は、自社メディアの記事や画像など特定のコンテンツへのアクセスの導線にDoubleRecallの広告スペースを埋め込む。コンテンツは、閲覧時には非表示となり、埋め込んだ広告スペースに所定のブランド広告が表示される。この広告スペースに表示されたキーワードを打ち込むと非表示だったコンテンツが表示される仕組みになっている。 このシステムを通じて媒体社は、バナー広告や会員課金に加え新たな収益手段を得ることができるほか、広告主は、関連キーワードの入力を通じて、閲覧者のブランド認知度を高めることが期待できる。サイト訪問者は、ブランドにエンゲージするだけで会員登録に煩わされずに、プレミアムなコンテンツを閲覧できる。     今回の提携に伴い、デジタルガレージは、戦略パートナーとの事業開発やマーケティング活動、動画版、アプリ版、スマートフォンブラウザ版の開発支援、ローカライゼーションなどを通じて、日本におけるDoubleRecallの普及を推進していく。