インデックスの第2四半期決算は営業利益86%減…下期に複数タイトルの発売で挽回へ

インデックス<4835>は、本日(4月13日)、第2四半期(9月-2月期)決算を発表し、売上高78億5900万円(前年同期比39.1%減)、営業利益1億0800万円(同86.7%減)、経常利益1億0500万円(同84.8%減)、四半期純損益4億8700万円の赤字(前年同期1億1000万円の黒字)となった。当初発表した業績予想を下回っての着地だった。     ロッソインデックスとマッドハウスなどが連結から外れたことに伴い、売上が大きく減少したことに加え、ゲーム事業で大型タイトルの販売などがなかったことが主な要因だったようだ。第2四半期に予定していたタイトルなどの販売が下期にずれ込んだ模様。結果的に「仕込み」の時期となった。 コンシューマゲームについては、第3四半期以降、「ペルソナ2罰」や「ペルソナ4ザ・ゴールデン」、「世界樹の迷宮Ⅳ 伝承の巨神」などを発売する。ソーシャルゲームでも「ペルソナ4ソーシャル(仮称)」など複数タイトルを提供する予定。 ソーシャルゲームについてはGREE「GANTZ/XAOS」が売上、利益ともに業績に貢献。「ペルソナ3ソーシャル」や「真・女神転生 デビルハンターZERO」、「デビルチルドレン」などのスマートフォン・マルチプラットフォーム対応を進めた。 四半期純損益を赤字となったが、これは海外子会社で将来的な回収可能性が低いと判断したソフトウェア資産を減損処理したことや、金銭債権を評価した結果、貸倒引当金繰入額を計上したため。   ■2012年8月期の見通し 2012年8月期は、売上高211億7200万円(前期比7.7%減)、営業利益15億2300万円(同55.7%増)、経常利益8億2400万円(同3億2000万円の赤字)、当期純利益5億7500万円(同44億9800万円の赤字)を見込む。第3四半期以降に予定されていたタイトルがリリースされるため、従来予想からは変更しないとのこと。  
株式会社インデックス

会社情報

会社名
株式会社インデックス
設立
1995年9月
企業データを見る