Zyngaは、昨日(4月24日)、2013年1~3月期の決算を発表し、売上高2億6358万ドル(前年同期比18%減)、営業損益493万ドルの赤字(前年同期8557万ドルの赤字)、四半期純利益400万ドル(同8500万ドルの赤字)だった。売上高はほぼ横ばいだったものの、営業利益が黒字転換するとともに、最終損益も大きく改善した。
広告収益が前年同期比21%増の3400万ドルと伸びたものの、主力のオンラインゲーム事業が不振で、前年同期比22%減の2億2960万ドルとなった。営業赤字幅が縮小したが、これはコスト削減による。広告宣伝費や管理費用が半分まで減らしたほか、研究開発費も30%減の1億2918万ドルまで減らした。さらに税関連の一時所得が計上されたことにより、最終利益は黒字を確保した。
また、KPIについては、DAU(Daily active users)が同21%減の5200万人、MAU(Monthly active users)が同13%減の2億5300万人、MAUU(Monthly unique users)が同18%減の1億5000万人、ABPU(Average daily bookings per average DAU)が同11%減の0.049$ドルだった。前四半期との比較ではDAUが8%減、MAUが15%減、MAUUが10%減、ABPUが2%減となった。
なお、4~6月期の見通しについては、売上高が2億2500万~2億3500万ドル、最終赤字は3650万ドル~2650万ドルとのこと。
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