アクロディア、2013年8月期は増収・赤字幅縮小…「サッカー日本代表 2014ヒーローズ」が伸長

アクロディア<3823>は、本日（10月15日）、2013年8月期の連結決算を発表し、増収・赤字幅縮小となった。スマートフォンの普及に伴い、ミドルウェアの不振が続いていたが、スマートフォン向けソーシャルゲームが伸びてきたほか、EC事業も収益に貢献した。

同社の発表した決算は、売上高43億1200万円（前期比45.6％増）、営業損益8000万円の赤字（前年同期5億7600万円の赤字）、経常損益1億8900万円の赤字（同11億6600万円の赤字）、当期純損益8300万円の赤字（同5億6600万円の赤字）だった。

 

同社では、EC事業が減益となったものの、ソリューション事業でミドルウェア製品の一括ライセンス売上が計上されたことに加え、「サッカー日本代表 2014ヒーローズ」などのソーシャルゲームの売り上げが予想を超え推移したことにより、収益性が改善し赤字幅が縮小した、としている。また「Ｇゲー」についてもマネタイズタイトルの増加に伴い、売り上げが増加したとのこと。

 

■2014年8月期の見通し

2014年8月期の連結業績については、売上高41億0900万円（前期比4.7％減）、営業利益5700万円（8000万円の赤字）、経常利益4400万円（同1億8900万円の赤字）、当期純利益2800万円（同期8300万円の赤字）と黒字転換を見込む。