ゲームロフトは、本日（11月5日）、第3四半期の連結売上高が前年同期比11％増となる6170万ユーロ（日本円換算で82億1200万円）になったことを明らかにした。地域別の売上比率は、ヨーロッパ・中東・アフリカが31％、北米が32％、ラテンアメリカが20％、アジア太平洋が16％を占めた。また第3四半期までの9か月間では、前年同期比14％増の1億7100万ユーロ（227億6000万円）となった。
同社では、スマートフォン・タブレット端末向けのゲームアプリが前年同期比31％増と大きく伸びた。『怪盗グルーのミニオンラッシュ』をはじめ、『アスファルト 8』、『モダンコンバット 4』などヒットタイトルをリリースしたが売り上げも順調に伸びているようだ。売上全体での比率をみると、前年同期は全体の58％であったが、今回は69％に達する。
同社の売上高の成長は、フリーミアムモデルの導入タイトルの増加と関係がある。バーチャルアイテムと広告売上高は、スマートフォン事業収益の80％を占めているという。ユーザー数も大きく伸び、直近1ヶ月間で1億4000万人が利用している。このビジネスモデルは自社製品の寿命を延ばすことに貢献、2013年以前に発売されたゲームが第3四半期までの9か月間で、全体売り上げの80％を占めているという。
同時に、2013年の年間売上目標につて、2億3500万ユーロ（312億7900万円）から2億4000万ユーロ（319億4400万円）に引き上げたとのこと。
