1月15日に出そろった広告代理店大手2社の2013年12月のネット広告売上高(月次)は、前年同月比23%増の109億円だった。電通(単体)と博報堂DYホールディングス(博報堂、大広、読売広告社の3社の合計)が発表している月次売上高から、インターネットとモバイル関連メディアの広告売上高を抜き出し、合計した。前年比での増加は12カ月連続。100億円を超えるのは、13年3月以来だ。
一方、伝統的な4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)合計の月次売上高は同3%減の1166億円だった。今年は月次で1000億~1300億円の範囲で推移した。
今年はネット広告躍進の年と言ってよいだろう。ネット広告ではほかにも、ファンコミュニケーションズ<2461>の13年12月の月次売上高が、前年比60%増の23億円に成長している(関連記事)。
四半期(3か月間)ごとに集計したところ、大手2社の13年10~12月期のネット広告売上高は計270億円と前年同期から26%増えた。4四半期連続で前年比2ケタ成長を続け、データを比較できる2006年4~6月以降では最大となった。2013年の年間合計は937億円と、前年から19%増加した。
一方、伝統的な4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)合計の月次売上高は同3%減の1166億円だった。今年は月次で1000億~1300億円の範囲で推移した。
今年はネット広告躍進の年と言ってよいだろう。ネット広告ではほかにも、ファンコミュニケーションズ<2461>の13年12月の月次売上高が、前年比60%増の23億円に成長している(関連記事)。
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会社情報
- 会社名
- 博報堂DYホールディングス