ウェブマネー<2167>は、本日(5月11日)、2011年3月期の業績を発表し、売上高751億6800万円(前期比62.6%増)、営業利益13億7900万円(同82.5%増)、経常利益14億2000万円(同81.7%増)、当期純利益9億3300万円(同175.5%増)だった。
同社では、オンラインゲームの既存タイトルの人気から堅調に推移したことに加え、「Mobage」や「GREE」など、ソーシャルゲーム関連の決済額が大幅に伸び、同社の主力分野に成長した、としている。
また純利益については、繰延税金資産の回収可能額が増加し、評価性引当額を取り崩したため、営業利益や経常利益を超える伸びとなった。
■2012年3月期の見通し
2012年3月期は、売上高893億円(前期比18.8%増)、営業利益14億5000万円(同5.1%増)、経常利益15億円(同5.6%増)、当期純利益9億円(同3.6%減)を見込む。
従来のマイルストーン開示では、売上高790億円、営業利益10億5000万円、経常利益10億9000万円、当期純利益6億3000万円であり、上方修正されたことになる。
同時に、その翌期にあたる2013年3月期についても、売上高965億円(従来計画880億円)、営業利益15億3000万円(同12億円)、経常利益15億87000万円(同12億4000万円)、当期純利益9億4000万円(同7億2000万円)とした。