モブキャスト、13年12月期の業績予想を上方修正、営業損失6.4億円→4.1億円に…既存ゲームの収益改善と経費削減で

モブキャスト<3664>は、2013年12月期の連結業績予想を上方修正し、営業赤字幅が従来予想よりも2億3000万円縮小する見通しと発表した。既存ゲームの収益が予想よりも改善したためだ。

同社の発表した業績予想は、売上高51億7000万円（同50億円）、営業損益4億5000万円の赤字（同6億8000万円の赤字）、経常損益4億1000万円の赤字（同6億4000万円の赤字）、当期純損益6億6000万円の赤字（同7億5000万円の赤字）とした。

 

同社では、既存ゲームの販売が堅調に推移し、売上高が前回発表予想よりも増加したことに加え、コスト削減策も奏功した。また、ソフトウェアの減損処理等を実施し、特別損失を計上したものの、当期純損益についても前回発表予想よりも改善したという。 


■QonQでは減収赤字幅拡大

なお、第4四半期（10～12月期）の業績予想は、売上高12億6300万円（前四半期比3.4％減）、営業損益3億0600万円の赤字（前四半期2億0400万円の赤字）、経常損益3億円の赤字（同1億6300万円の赤字）、四半期純損益5億2500万円の赤字（同1億3700万円の赤字）となる。前四半期に比べて、減収・赤字幅は拡大する見通しだ。