
<以下、iPhone・iPad・Google Play向け毎のゲームアプリ国別売上ランキング結果。>
“日本”が、iPhone向けゲームアプリ国別売上ランキングの首位

同社のiPhone向けゲームアプリの国別売上高ランキングによると、3月〜7月の1位が"アメリカ"、2位が"日本"。8月に一度、"日本"が"アメリカ"を抜き、1位に踊り出たが、再び9月には、"アメリカ"が"日本"を抜き、1位に返り咲く。そして、10月に再度、"日本"が"アメリカ"を抜き、1位に返り咲き、10月以降は、"日本"が1位の座を保持。1年間を通じて、"日本"と"アメリカ"がお互いに拮抗しあいながら、首位の座を奪い合い、最終的には"日本"が首位を奪還した、ことがわかった。
また、2013年12月のiPhone向けゲームアプリの国別売上高では、"日本"と"アメリカ"の上位2か国の売上高が第3位の"中国"の売上高の2倍。同月国別売上高ランキング上位20か国の売上高の半分以上を占めることとなった。
さらに、同ランキングをみると、"中国"と"イギリス"は、第3位と第4位に安定したランクインを果たしているようにみえる。しかし、実際には、2013年3月と12月で、iPhone向けゲームアプリの売上高を比較すると、"中国"は110%増であるのに対して、"イギリス"はわずか16%増となり、"中国"が約1年間で著しい成長をみせている、とのこと。
そして、同ランキングの10位以下をみてみると、10位以下の国々は、互いに順位の入れ替わりが頻繁にあり、相互に互換性があるような動きをしていることがわかる。
iPad向けゲームアプリ国別売上ランキング首位は、“アメリカ”

同社のiPad向けゲームアプリの国別売上高ランキングによると、3月から12月にかけて、"アメリカ"が1位を継続的に保持していたことが明らかとなった。
また、"中国は"、8月と9月で2位に浮上したものの、10月以降は3位に順位を下げ、"イギリス"が2位に浮上。この理由としては、"イギリス"のiPad市場が"中国"よりも高い成長をみせていたことが関係している、とのこと。
2013年12月のiPad向けゲームアプリの国別売上高では、"アメリカ"と"イギリス"の上位2か国の売上高が、同月国別売上高ランキング上位20か国の売上高の半分以上を占めた。また、同ランキング1位の"アメリカ"と2位の"イギリス"の差は大きく、"アメリカ"のiPad向けゲームアプリによる売上高は、"イギリス"の売上高の4倍以上であることが明らかになった。
さらに、同ランキングをみると、"韓国"が、2013年5月を境に順位を下げていることがわかる。これは、"韓国"で、サムスンのタブレット端末が普及したことによるもの、とのこと。
Google Play向けゲームアプリ国別売上ランキングも、“日本”が首位

同社のGoogle Play向けゲームアプリの国別売上高ランキングによると、3月は"韓国"が1位であったが、4月以降は"日本"が1位、"韓国"が2位という順位を継続的に維持していたことが明らかとなった。
2013年3月と12月で、Google Play向けゲームアプリの売上高を比較すると、"日本"は191%増であるのに対して、"韓国"は69%増となり、"日本"が約1年間で著しい成長をみせている、とのこと。
また、同ランキングをみると、2013年3月から12月までの間、"アメリカ"が第3位をつけていることがわかる。2013年12月のGoogle Play向けゲームアプリの国別売上高では、"日本"、"韓国"、"アメリカ"の上位3か国の合計売上高が、同月の国別売上高ランキング上位20か国の売上高の75%以上を占めることがわかった。
関連リンク
「2013 Mobile Games Review: Monthly Changes in Country AppStore Rankings」(NewZoo)
© Newzoo
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