クルーズの第3四半期は営業益161％増の32億円…ソーシャルゲーム好調に加えSHOPLISTが利益貢献。ただしQonQでは2ケタ営業減益に【速報】

クルーズ<2138>は、本日（2月3日）、第3四半期累計（2013年4-12月期）の連結決算を発表し、売上高180億8800万円（前年同期比98.8％増）、営業利益32億5400万円（同161.8％増）、経常利益32億8000万円（同161.8％増）、四半期純利益20億0600万円（同162.2％増）だった。

 

同社では、主力のソーシャルゲームで主要タイトル「アヴァロンの騎士」、「神魔×継承!ラグナブレイク」、「HUNTER×HUNTER」の運営成績が引き続き堅調に推移した、としている。また、ネット通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」も売り上げを伸ばしており、利益を押し上げた。

セグメント別の状況は以下のとおり。

①インターネットコンテンツ事業 
売上高は130億7000万円、セグメント利益28億4800万円。 

②インターネットコマース事業 
売上高48億3900万円、セグメント利益3億2300万円。 

③インターネットソリューション事業 
売上高1億7800万円、セグメント利益8200万円。



■10-12月期は増収減益

10-12月期の業績は、売上高61億3600万円（前四半期比1.1％増）、営業利益8億0200万円（同15.8％減）、経常利益8億5000万円（同10.3％減）、四半期純利益5億2800万円（同13.7％減）だった。

減益となったが、広告宣伝費などの増加ではなく、売上原価の伸び（=売上総利益の減少）による。ネイティブアプリ開発に伴い、労務費と外注費が増加した模様だ。

 


■2014年3月期の見通し

2014年3月期の見通しは、売上高234億8800万円（前期比69.2％増）、営業利益40億7400万円（同111.9％増）、経常利益41億2200万円（同1128％増）、当期純利益26億3900万円（同124.4％増）を見込む。ただし、前年同期は単体のため、比較はあくまで参考値となるので注意して欲しい。