ソニー<6758>は、本日(2月6日)、第3四半期(2013年4~12月期)の連結決算(SEC基準)を発表し、売上高及び営業収入5兆9010億円(前年同期比16.4%増)、営業利益1414億円(同70.5%増)、四半期純利益111億円(前年同期508億円の赤字)となった。
同社では、電池事業における321億円の減損損失を計上したものの、為替の円安や金融分野での大幅増益、ホームエンタテインメント&サウンド分野とモバイル・プロダクツ&コミュニケーション分野での損益改善が寄与した。モバイル・プロダクツ&コミュニケーション分野ではスマートフォンの販売が伸びたことが損益の改善要因となった。
なお、ゲーム分野では「プレイステーション4」を発売。為替の好影響もあって、分野全体で大幅な増収を達成したとのこと。ただ、費用も発生したため、営業減益となった。
セグメント別の売上高と営業利益は以下のとおり。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期の業績見通しを下方修正した。売上高及び営業収入は7兆7000億円(前期比13.2%増)で変更していないものの、営業利益を1700億円から800億円(同65.2%減)に、四半期純損益を300億円の黒字から1100億円の赤字(前期430億円の黒字)とした。
■PC事業を譲渡、テレビ事業の分社化や人員削減も
ソニーのVAIOブランドで展開するPC事業を日本産業パートナーズに譲渡することに関する意向確認書を締結したことも明らかにした。取引対価については正式契約で確定される譲渡資産に応じて今後協議する予定。これ以外にもテレビ事業の分社化、販売/製造/本社間接部門の適正化も行う。こうした施策に伴い、2014年度末までに約5000人の人員削減を行うことも明らかにした。
同社では、電池事業における321億円の減損損失を計上したものの、為替の円安や金融分野での大幅増益、ホームエンタテインメント&サウンド分野とモバイル・プロダクツ&コミュニケーション分野での損益改善が寄与した。モバイル・プロダクツ&コミュニケーション分野ではスマートフォンの販売が伸びたことが損益の改善要因となった。
なお、ゲーム分野では「プレイステーション4」を発売。為替の好影響もあって、分野全体で大幅な増収を達成したとのこと。ただ、費用も発生したため、営業減益となった。
セグメント別の売上高と営業利益は以下のとおり。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期の業績見通しを下方修正した。売上高及び営業収入は7兆7000億円(前期比13.2%増)で変更していないものの、営業利益を1700億円から800億円(同65.2%減)に、四半期純損益を300億円の黒字から1100億円の赤字(前期430億円の黒字)とした。
■PC事業を譲渡、テレビ事業の分社化や人員削減も
ソニーのVAIOブランドで展開するPC事業を日本産業パートナーズに譲渡することに関する意向確認書を締結したことも明らかにした。取引対価については正式契約で確定される譲渡資産に応じて今後協議する予定。これ以外にもテレビ事業の分社化、販売/製造/本社間接部門の適正化も行う。こうした施策に伴い、2014年度末までに約5000人の人員削減を行うことも明らかにした。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758