3月18日付けのVentureBeatなど複数のメディアは、中国・北京のモバイルゲーム会社FunPlusがシリーズBで7400万ドル(約76億円)を調達した、と報じた。今回のラウンドでは、アジアの中でも中華圏に投資をしている、Orchid Asia Group、GSR Ventures、 Steamboat Venturesが参画した。2011年にシリーズAでGSR Venturesから1300万ドル(約13億円)を調達しており、今回のラウンドで調達額は計8700万ドル(約89億円)となった。FunPlusは、2010年にAndy Zhong氏とYitao Guan氏によって設立された会社。現在従業員数が235名以上で、拠点は中国・北京本社の他に米国・サンフランシスコ支社、カナダ・バンクーバー支社がある。
同社は、Facebook向けに『Family Farm』、『Royal Story』、『Fantasy Slots』やiOS・Google Play向けに『Farm Farm Seaside』をリリースしており、言語対応は10か国語。また、同社の売上の大半はヨーロッパ、北米、東南アジアのユーザーによるアプリ内課金としており、毎月の売上が600万ドル程度(約6億円)で利益は400万ドル程度(約4億円)、とのこと。
なお、今回の調達で、同社は、2014年下半期にリリース予定の新作タイトルと新作MMOストラテジーゲームの開発、および、中国・北京本社、米国・サンフランシスコ支社、カナダ・バンクーバー支社における人員の増強を進めていく、としている。
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