​Rovio、DBaaS「Orchestrate」を導入…開発の効率化を狙う

米国Orchestrate(2013年設立)は、3月25日、『Angry Birds』で有名なフィンランドのRovioが、クラウドデータベースサービスDBaaS(データベース・アズ・ア・サービス)の「Orchestrate」をエンタープライズアカウントで導入を決定したことを発表した。導入期間は明記されていないものの、長期的な導入になるという。(追記:一部数値を訂正しました)

「Orchestrate」は、NoSQL系クラウドデータベースサービス。開発者は、同サービスを利用することで、全文検索、ソーシャルグラフ、アクティビティ、ドキュメント内のキーや値をシンプルなインターフェイスで一覧できる。これにより、サービスの構築や運用面を支援される。
 
現在、Rovioは、累計ダウンロード数が20億、月間アクティブユーザー数が2億にのぼっており、今回の導入で開発の効率化・迅速化を図る狙い。また、Orchestrateは、今回Rovioの導入にあたり、ユーザー検索機能を新たに追加している。

なお、米調査会社The 451 Groupで企業向けITイノベーションビジネスに特化したデータ調査分析を担当している451リサーチによれば、企業のDBaaS利用は今後2年で著しく成長し、平均成長率は86%増で、2016年には18億ドル(約1841億2200万円)の市場規模になるという。
 

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