ドワンゴ<3715>は5月14日、2014年9月期第2四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比18%増の204億円、営業利益は41%増の20億円、経常利益は45%増の20億円、純利益は31%増の18億円だった。「niconico」といったポータル事業の売上が伸びたほか、ゲーム事業も増収増益。楽曲配信事業の利益も改善した。
2014年3月末のniconico登録会員数は3936万人、有料の「プレミアム会員」は223万人で、「プレミアム会員」の増加が収益に貢献した。14年9月期通期の業績見通しは据え置いた。
以下、事業別の概要となる。
ポータル事業の売上高は90億円(前年同期比18%増)、営業利益は16億円(同0.7%減)だった。生放送番組で5人の現役プロ棋士と5つの最強コンピュータ将棋ソフトが闘う将棋戦「第3回将棋電王戦」が人気を博した。PSVita、PSVitaTV用アプリ「niconico」の香港・台湾版をリリースしほか、ニンテンドー3DS向けに「ニコニコ」の提供を開始し、niconicoを視聴できる端末が広がった。
モバイル事業の売上高は60億円(前年同期比13%減)、営業利益は8億円(同2.2倍)となった。楽曲配信サービスではスマートフォン会員数が増加。従来の携帯電話端末の会員数は減少した。費用面では、著作権等使用料や広告宣伝費が減少した。
ゲーム事業の売上高は41億円(前年同期比2.3倍)、営業利益は8億円(3.3倍)だった。その中において、自社パッケージソフトで12月に発売した『進撃の巨人~人類最後の翼~』が好調に推移した。『IS<インフィニット・ストラトス>2 イグニッション・ハーツ』や海外タイトルの国内版として『セインツロウ IV』を発売した。
ライブ事業の売上高は2.9億円(前年同期比21%増)、営業損失は3.8億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)となった。ライブハウス「ニコファーレ」は、「第3回将棋電王戦」の大盤解説会場や各種イベント向けにホールの貸出などを実施。ニコニコ本社移転に伴い閉店したため、それに伴う費用が発生した。
その他事業の売上高は11億円(前年同期比8%増)、営業損失は7800万円の赤字(前年同期は1.48億円の赤字)。アニメ分野やniconicoから生まれたコンテンツのCDやDVDなどの音楽出版、著作権利用料収入、声優、アーティスト育成などが売上に貢献した。
なお、同時に、KADOKAWAとの経営統合で合意したと発表した(関連記事)。
2014年3月末のniconico登録会員数は3936万人、有料の「プレミアム会員」は223万人で、「プレミアム会員」の増加が収益に貢献した。14年9月期通期の業績見通しは据え置いた。
以下、事業別の概要となる。
ポータル事業の売上高は90億円(前年同期比18%増)、営業利益は16億円(同0.7%減)だった。生放送番組で5人の現役プロ棋士と5つの最強コンピュータ将棋ソフトが闘う将棋戦「第3回将棋電王戦」が人気を博した。PSVita、PSVitaTV用アプリ「niconico」の香港・台湾版をリリースしほか、ニンテンドー3DS向けに「ニコニコ」の提供を開始し、niconicoを視聴できる端末が広がった。
モバイル事業の売上高は60億円(前年同期比13%減)、営業利益は8億円(同2.2倍)となった。楽曲配信サービスではスマートフォン会員数が増加。従来の携帯電話端末の会員数は減少した。費用面では、著作権等使用料や広告宣伝費が減少した。
ゲーム事業の売上高は41億円(前年同期比2.3倍)、営業利益は8億円(3.3倍)だった。その中において、自社パッケージソフトで12月に発売した『進撃の巨人~人類最後の翼~』が好調に推移した。『IS<インフィニット・ストラトス>2 イグニッション・ハーツ』や海外タイトルの国内版として『セインツロウ IV』を発売した。
ライブ事業の売上高は2.9億円(前年同期比21%増)、営業損失は3.8億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)となった。ライブハウス「ニコファーレ」は、「第3回将棋電王戦」の大盤解説会場や各種イベント向けにホールの貸出などを実施。ニコニコ本社移転に伴い閉店したため、それに伴う費用が発生した。
その他事業の売上高は11億円(前年同期比8%増)、営業損失は7800万円の赤字(前年同期は1.48億円の赤字)。アニメ分野やniconicoから生まれたコンテンツのCDやDVDなどの音楽出版、著作権利用料収入、声優、アーティスト育成などが売上に貢献した。
なお、同時に、KADOKAWAとの経営統合で合意したと発表した(関連記事)。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドワンゴ
- 設立
- 1997年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 夏野 剛
- 決算期
- 9月