コロプラ<3668>は、6月5日、スマートフォン特化型マーケティングリサーチアプリ『スマートアンサー』Android版をリリースし、新規事業として「マーケティングリサーチビジネス」に参入した。「O2Oビジネス」や「位置情報活用ビジネス」に続く、ゲーム以外のスマホ新規事業となる。
『スマートアンサー』は、企業・団体等より依頼されたアンケート項目を、コロプラが抱えるモニタ(アプリ利用者)に配信し回答をもらうスマートフォン特化型のリサーチ用アプリ。
アンケート依頼者は、アプリを活用することで、以下のメリットがあるという。
①これまでのパソコンを使った調査と異なり常時携帯するスマートフォンを利用することで、時間・場所の制限を受けない調査方法の設計が可能。
②低価格ですぐに利用できる「セルフリサーチ型プラン」と、担当者がサポートする「あんしんサポート型プラン」の2種類のサービスプランを用意しているため、ニーズに合わせた調査方法の選択が可能。
③累計9000万ダウンロードを突破したコロプラのスマートフォンゲームアプリ利用者の一部をモニタ参加できるため、大幅なコスト削減を実現、低価格かつスピーディーな調査が可能。
同社では、ネットリサーチにおけるモバイル活用は、まだまだ一般化していないのが現状で、今後更なるネットリサーチ市場の拡大が予想される中、普及著しくかつパソコンにはない特徴を持つスマートフォンを活用することで、パソコンではカバーできなかった新たなリサーチニーズを掘り起こす、としている。
■「スマートアンサー」を活用したマーケティングリサーチビジネスの流れ
① 企業や団体などのアンケート依頼事業者から調査依頼
② 「スマートアンサー」からモニタ(アプリをDLしたアンケート回答者)にアンケートを配信
③ モニタは「スマートアンサー」からアンケートに回答
④ モニタはアンケート回答後、ポイントを獲得。獲得したポイントはiTunesギフト、Amazonギフト券、PeXポイントギフト(※5)などへの交換が可能
⑤ 調査データをクライアントに納品
(※5)(株)VOYAGE MARKETING運営のポイント交換サイト「PeX」のギフトコード。
■『アンケートで貯まる!スマートアンサー』
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668