コーエーテクモHD、第1四半期の経常益は27%増…オンライン・モバイル事業が経営統合後で最高の売上と利益を達成

コーエーテクモホールディングス<3635>は7月29日、2015年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比3%減の63.2億円、営業利益は約10倍の4.7億円、経常利益は27%増の21.2億円、純利益は45%増の13.6億円と、減収・増益だった。ゲームソフト事業の伸び悩みが売上減に響いたものの、オンライン・モバイル事業が第1四半期としてコーエーとテクモの経営統合後で最高の利益を上げ、業績を支えた。

 

以下、事業分野別の概要となる。

ゲームソフト事業:売上高は35億円(前年同期比14%減)、セグメント利益は1億円(同33%減)と減収減益。前年同期には『討鬼伝』(PSVita、PSP)、『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』(PS3)などが好調で、その反動が出たもよう。なお、スマートフォンアプリ『戦国無双 シュート』はこのセグメントに入っている。
 
オンライン・モバイル事業:売上高16億円(同18%増)、セグメント利益3億円(同72%増)と増収増益で、第1四半期としては経営統合以来、最高の売上と利益になった。ソーシャルゲーム事業では、スマートフォン向け合戦パズルRPG「ぐんたま~軍師の魂~」をリリース。モブキャストと共同開発した携帯合戦シミュレーションゲーム「モバノブ」や、「100万人のWinning Post」など「100万人」シリーズも堅調。「大航海時代Ⅴ」も「Yahoo!Mobage」にて正式サービスを開始した。海外では引き続き「のぶニャがの野望」をはじめとした各タイトルが計画を上回って推移した。

メディア・ライツ事業:売上高3.5億円、セグメント損失1300万円と前年比では増収、赤字幅縮小。「ネオロマンス・フェスタ 金色のコルダ Featuring 至誠館高校」を開催、CDやキャラクターグッズなど関連商品も好調な売上だった。このセグメントに含む「100万人の遙かなる時空の中で」などのソーシャルゲーム売上も堅調という。
 
SP事業:売上高3.8億円、セグメント利益1億円と、増収増益。パチンコ機「CR信長の野望 天下創世~弐ノ陣~」がリリースされたほか、パチンコ・パチスロ機の液晶ソフト受託開発が順調に進捗した。
 
アミューズメント施設運営事業:売上高3.8億円 セグメント損失800万円と減収・赤字幅拡大。4月1日からの消費税率引上げ後、既存店売上が軟調に推移した。


なお、2015年3月期の通期業績予想は据え置いた。本日、子会社のコーエーテクモゲームスが、同じく子会社のガストと合併すると発表している(関連記事)。

コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高603億7000万円、営業利益243億9700万円、経常利益392億9900万円、最終利益295億5000万円(2021年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
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