クオン、タイのスマホ向けゲームPFを運営するMagic Box Asiaと資本業務提携…日本のゲーム会社の東南アジアへの進出を支援

クオンは、8月18日、タイでスマートフォン向けゲームプラットフォームを提供するMagic Box Asia社の第三者割当増資を引受け、資本業務提携を行うと発表した。業務提携では、日本のゲーム会社（自社も含む）の東南アジアでのゲームパブリッシングをMagic Box Asia社と共同で行なうほか、東南アジアのゲームの日本進出についても、MagicBox Asia社と連携するという。

Magic Box Asia社は、スマートフォン向けゲームプラットフォーム「Magic Box」の提供と、東南アジア（主にタイ）へのゲームローカライズを行なっている。「Magic Box」は、スマートフォン向けのランキングシステムやユーザーコミニュティ、様々な課金手段を提供するプラットフォームで、すでに日本のスマートフォーンゲーム4タイトルが「Magic Box」と連携している。このほか、ゲームの現地市場向けのプロモーションやローカライズ、カルチャライズも行い、2015年以降、タイ以外の東南アジア諸国でもスマホートフォンゲームを配信する予定。

一方、クオンは、2011年から東南アジアの様々な事業会社と共同事業を行なっており、2013年にはタイのバンコクに現地法人を設立。タイでは、最大手の通信キャリアAISとの共同スマートフォンアプリ「AIS MySticker Shop」事業や、ゲーム会社のKiragames社、PocketPlayLab社、PromptNow社とゲームの共同開発及び日本へのローカライズ事業を行なっている。