ボルテージ、第1四半期は赤字計上も計画通り むしろ計画対比で赤字幅が縮小

​ボルテージ<3639>は、本日(10月30日)、2015年6月期第1四半期(7~9月)の連結業績を発表、売上高は26億4700円(前年同期比15.4%増)、営業損益4100万円の赤字(前年同期1億1200万円の赤字)、経常損益3500万円の赤字(同1億1200万円の赤字)、四半期純損益4600万円の赤字(同9700万円の赤字)となった。損益面が赤字になるのは、計画通りとしており、販売手数料などの増加を、売上の増加で吸収し、計画比で赤字額は大幅に減少したとしている。
 

■新規タイトルは好調な立ち上がり
日本語市場は、恋愛ドラマアプリ(パーソナル型)が『恋してしまった星の王子』『偽りの君とスキャンダル』が立ち上がり、既存タイトル『誓いのキスは突然に』『特別捜査★密着24時』なども好調に推移、恋愛ドラマアプリ(ソーシャル型)も新規タイトル『スイートルームで悪戯なキス』が立ち上がり、既存タイトル『王子様のプロポーズⅡ』『誓いのキスは突然に』なども好調に推移した。サスペンスアプリは期中に第2弾タイトルとなる『ゴシップライター~消えたアイドルを救え!~』を立ち上げている。
また、英語市場においても新規タイトル『First Love Diaries -A Kiss on the Beach-』や『Finally,in Love Again)』が順調に立ち上がり、計画を上回った。

■第1四半期赤字は3期連続で例年通り
四半期ごとの推移を表したのが下のグラフだが、同社の第1四半期が赤字となるのは3期連続。今期も計画通りとしており、順調な進捗と受け止めて良さそうだ。
 
【四半期売上高・営業利益の推移(単位:億円)】
 

■通期予想は従来予想から変更なし
なお、2015年6月期通期の予想は、従来予想から変更なく、売上高115億円(前期比14.1%増)、営業利益6億円(同2.6%減)、経常利益6億円(同7.1%減)、当期純利益3億円(同2.8%増)を見込んでいる。
 
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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