フェイス<4295>は、2015年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高は90億8200万円(前年同期比2.8倍)、営業損益8億3000万円の赤字(前年同期3億900万円の黒字)、経常損益7億9100万円の赤字(同3億4200万円の黒字)、四半期純損益6億9700万円の赤字(同3億3200万円の黒字)となった。売上高が大きく膨らんでいるのは、2014年4月より、日本コロムビア<6791>が連結子会社となった影響によるもの。一方で、その日本コロムビアの損失計上の影響で、第2四半期業績が従来の黒字予想から一転赤字に転落している。
■フィーチャーフォン向け売り上げの減少が響く
セグメント別の詳細を見てみると、主力のコンテンツ事業は、アーティストとファンをダイレクトにつなぐプラットフォーム「Fans'」やインターネットラジオ「FaRao(ファラオ)」といった音楽分野での新規事業の取り組みを進めたほか、フォトコミュニケーションアプリ「スマイルログ」や育児アプリ「Baby Smile」のスマートフォン向けサービスの拡充に注力。その一方で、フィーチャーフォン向けの売り上げ減少の影響は大きく、トータルではセグメント売上高は前年同期比10.0%減の22億6600万円、営業利益は新規サービス立ち上げのコスト負担もあり、同83.2%減の4500万円に落ち込んだ。
■日本コロムビアの営業損益は8億8300万円の赤字
ほか、ポイント事業は売上高が同78.9%増の11億6900万円となったものの、サーバー管理型への移行に伴う旧ポイントの回収増で、営業利益は、同93.9%減の200万円で着地。日本コロムビアの業績に該当するコロムビア事業は、売上高56億4700万円、営業損益8億8300万円の赤字となっている。
なお、2015年3月期通期の予想についても10月28日に業績予想の下方修正が発表されており、売上高182億円(前期比2.8倍)、営業損益8億1000万円の赤字、経常損益7億7000万円の赤字、当期純損益9億2000万円の見込みとしている。
■フィーチャーフォン向け売り上げの減少が響く
セグメント別の詳細を見てみると、主力のコンテンツ事業は、アーティストとファンをダイレクトにつなぐプラットフォーム「Fans'」やインターネットラジオ「FaRao(ファラオ)」といった音楽分野での新規事業の取り組みを進めたほか、フォトコミュニケーションアプリ「スマイルログ」や育児アプリ「Baby Smile」のスマートフォン向けサービスの拡充に注力。その一方で、フィーチャーフォン向けの売り上げ減少の影響は大きく、トータルではセグメント売上高は前年同期比10.0%減の22億6600万円、営業利益は新規サービス立ち上げのコスト負担もあり、同83.2%減の4500万円に落ち込んだ。
■日本コロムビアの営業損益は8億8300万円の赤字
ほか、ポイント事業は売上高が同78.9%増の11億6900万円となったものの、サーバー管理型への移行に伴う旧ポイントの回収増で、営業利益は、同93.9%減の200万円で着地。日本コロムビアの業績に該当するコロムビア事業は、売上高56億4700万円、営業損益8億8300万円の赤字となっている。
なお、2015年3月期通期の予想についても10月28日に業績予想の下方修正が発表されており、売上高182億円(前期比2.8倍)、営業損益8億1000万円の赤字、経常損益7億7000万円の赤字、当期純損益9億2000万円の見込みとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社フェイス
- 設立
- 1992年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 平澤 創
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4295