カバー、同社と「ホロライブ」所属タレントに対する権利侵害行為で示談が成立 現在も多数の法的手続きが進行中

カバー<5253>は、本日(12月4日)、同社と運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」の所属タレントに対する権利侵害行為について、その行為を行った者より謝罪などがあったことを発表した。

本件において、対象者は、同社の許諾を得ることなく同社著作物を使用し、所属タレントの健全な活動を妨げる行為を行っていたところ、裁判所より発信者情報開示請求が認められ、個人の特定に至った。また、同社は、対象者が過去に所属タレントについて、いくつかの誹謗中傷を行っている事実(現在は削除済みのもの多数)も把握しているという。

対象者に対し、自らが行った権利侵害行為を心より謝罪すること、権利侵害行為を行ったSNSアカウントを削除すること、損害賠償として金銭を支払うこと、今後同様の権利侵害行為ならびに同社や所属タレントに対する誹謗中傷行為を行わないこと、今後、類似行為を行った場合には違約金を支払うことなどを求め、対象者との間で、それらを内容とする示談が成立した。

なお、現在も多数の法的手続きが進行中となっている。次回は2026年1月ごろに権利侵害行為に関する対応状況を公表する予定としている。