gloopsは、12月3日、東京都内のニコファーレで、スマートフォンゲームアプリ『SKYLOCK - 神々と運命の五つ子 -(以下、スカイロック)』の新テレビCM・新作ゲームタイトル発表会を開催した。
当日は、gloopsの池田秀行社長がスマートフォンゲームに関するプレゼンテーションを行った後、『Project:Shift』として予告されていたゲーム『ぐるりんクエスト』の紹介、そして、『スカイロック』の新テレビCMのお披露目と今後のアップデート計画が明らかにされた。お笑い芸人のゴー☆ジャスさんと、CMキャラクターとなった本田翼さんも駆けつけた。前編となる今回は、新作ゲームの発表会の模様をお伝えしたい。
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■ネイティブシフトの状況:MAUが急増
まず、池田社長(写真)が登壇し、2014年下期事業戦略の振り返りとして、10月15日に発表した「ネイティブゲーム年内6タイトル展開」の進捗と今後の予定に関するプレゼンテーションを行った。
ただし、ネイティブゲームが伸びているからといって、全面的にネイティブゲームに切り替えるわけではない。「市場規模がまだまだ大きいブラウザゲームにも引き続き力を入れつつ、それにネイティブゲームをアドオンさせていく。この両軸で企業としてもさらなる成長を目指していく」とのこと。
■ブラウザゲーム
ブラウザゲームについては、Mobageを中心にゲームを提供してきたが、現在、マルチプラットフォーム展開を強化している。「Ameba」で配信した『To LOVEる–とらぶる- ダークネス -Idol Revolution-』はサードパーティとして唯一、Amebaの総合ランキングで7位に入ったほか、先般リリースされた『スカイロック』もGREE総合ランキングで17位に入るなど好調なスタートを切った。
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また、「Mobage」で配信中の既存タイトルについては、『スカイロック』が1周年で過去最高の売り上げを更新するなど引き続き伸びている。このほか、『大戦乱!!三国志バトル』が2周年、『大連携!!オーディンバトル』や『大熱狂!!プロ野球カード』などが運営開始から3周年となるなど長期運営のタイトルが増えている。
■ネイティブゲーム
ネイティブゲームについては年内6タイトルを展開する予定。その状況や新情報も公開された。
(1)『スカイロック』
10月28日にリリースされた『スカイロック』は10月半ばに事前登録が始まり、2週間で事前登録者数が16万人を超えた。11月14日~28日にテレビCMも放映した。その結果、190万ダウンロードを突破した。テレビCMのお披露目とアップデート計画が発表されたが、その模様は別途お伝えする。
(2)『クリムゾンウォーズ』
タワーディフェンス×パズルゲーム、そしてダークファンタジーとgloopsとしても新しいジャンルのタイトルとなった。こちらは事前登録者数が2週間で7万人近くとなった。現在、10万ダウンロードを突破した。プレイヤー同士のオンラインでのリアルタイム対戦や協力プレイが好評だという。プレイヤー同士の対戦については今後もアップデートを行い、新しいバトル要素を追加していく考えだ。
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(3)『サモンソウルバトル』
進化型リアルタイムギルドバトル。明日(12月4日)にリリースされる予定。事前登録者数が11万人を突破するなど期待値が高い。得意とするリアルタイムバトルのネイティブゲーム版となる。同ジャンルでは初となる「中衛」の概念が導入され、ギルドの戦術が広がり、かつ奥深いものとなっていく。
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(4)『FULL 3D ACTION BATTLE』
多数のキャラがバトルを繰り広げるワイワイ感、そしてスキルや召喚などを駆使して戦う爽快3Dアクションになる。画面の公開され、多くの3Dキャラが入り乱れて戦うバトルゲームになるそうだ。今後、ゲームに関する情報を随時公開していく予定。
(5)『トイズドライブ』
ブシロードとの共同タイトルで、今月中にリリースする予定。ゲームの内容は順次情報を公開するが、コンボが楽しい爽快タップバトルになる。インタラクティブ性の高いゲームシステムとなる。これ以外にも、バトル以外にもストーリー性も重視している。
ゲームアプリのリリースに先駆け、『トイズドライブ ファンアプリ』の提供を開始した。アプリ内で手に入れた好きなキャラクターを1人だけゲームに連れて行ける。
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さらにWEBミニゲームとして『ていくおふ♡トイズドライブ』もこの日公開された。ゲームのストーリーに出てくる探偵見習いのレナード3姉妹が怪盗ロストソングから街を守るというストーリーになっている。
→『ていくおふ♡トイズドライブ』
(6)『ぐるりんクエスト』
『Project:Shift』として発表されていたが、今回、ゲームタイトルとともに、ゲームの内容が紹介された。ここで本作のディレクターである坂本 真氏(写真)が登壇した。ジャンルは、2.5DぐるぐるアクションRPG。
「竜の泪」を集めてゴールを目指す横スクロールアクションゲームだが、画面をフリックするとステージがぐるっと回転し、新たなルートやアイテム、攻略法が発見できる。『FEZ』を想起させるシステムだが、ここにキャラクターの育成や敵キャラクターとのバトルアクション、アバターなどの要素が追加されている。
ステージを回転させる要素は、攻略法を発見するだけでなく、敵とのバトルでも活用することができる。回転によって位置関係が変化し、バトルを優位に進めることができる。
【プロモーション動画】
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ここでお笑い芸人のゴー☆ジャスさんが登場し、『ぐるりんクエスト』の世界に入ってゲームの内容を体験。「いままでにない新感覚のゲームになっていて、すぐにでも遊びたい。」と期待を示した。
なお、本日公式サイトがオープンし、12月10日より事前登録の受付開始、そして、β版先行プレイヤーの募集も始まる。
© gloops, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社gloops
- 設立
- 2005年8月
- 代表者
- 李 仁
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 非上場