アクロディア、第1四半期は64％減収・赤字幅拡大　EC事業を行うAMSの連結除外の影響で

アクロディア<3823>は、この日（1月14日）、第1四半期（2014年9～11月期）の連結決算を発表し、売上高3億8300万円（前年同期比64.7％減）、営業損益1億7300万円の赤字（前年同期6800万円の赤字）、経常損益1億6900万円の赤字（同6900万円の赤字）、四半期純損益1億6600万円の赤字（同2億6500万円の赤字）だった。

 

大幅な減収・赤字幅拡大となったが、前期の第2四半期末で、EC事業を行うAMSが連結対象から除外されたことによる。ゲーム事業については、「サッカー日本代表」シリーズなどのスポーツ関連ゲームに続き、アクションゲーム「ジャイアントハンマー～巨人クロニクル～」、美少女育成ソーシャル野球ゲーム「野球しようよ♪ガールズスタジアム」をGゲーのiOS版などの提供を開始した。

このほか、韓国市場において人気スターたちと交流できるSNSゲームプラットフォーム「gimme the playground」の展開を開始し、SNSを通じた顧客獲得とマネタイズ強化を推進した。また安定的な収益軸として「きせかえtouch」や「Multipackage Installer for Android」など既存のスマートフォン向けソリューションの提供を行ったという。



■2015年8月期の見通し

2015年8月期は、売上高24億4500万円（前期比23.7％減）、営業利益2900万円（前期3億8700万円の赤字）、経常利益2000万円（同3億8600万円の赤字）、最終利益1500万円（同4億3000万円の赤字）を見込む。