セガネットワークス、米国Demiurge Studiosを買収　Space Apeにも資本参加　グローバルタイトルの開発・提供体制を拡大・強化へ

セガネットワークスは、本日（2月19日）、米国に拠点を置き、スマートデバイス向けゲームコンテンツの開発・運営を行う米国Demiurge Studios（デミアージュ スタジオ社）の発行済み株式の100％を取得するとともに、米国Ignited Artists（イグナイテッド アーティスト社）、英国Space Ape Games（スペース エイプ ゲームス社）を子会社に持つSpace Apeの一部株式を取得したと発表した。

デミアージュ スタジオ社は、2002 年に設立されたモバイル、家庭用ゲームの開発、運営会社。高く安定した技術力、また、タイトル運営に豊富なノウハウを持ち、代表作である『Marvel Puzzle Quest（マーベル・パズルクエスト）』は世界 100 カ国以上で提供され、各 OS のアプリストア売り上げランキングで米国を中心に上位を保持している。

イグナイテッド アーティスト社は、大手企業でのモバイルゲーム、家庭用ゲームで豊富な開発実績を持ち、F2Pのビジネスモデルにも精通した創業メンバーによって 2014 年に設立された。また、スペース エイプ ゲームス社は2012年に設立され、創業メンバーは家庭用ゲームやSNS向けゲーム、ウェブビジネスに実績を持つ。スマートデバイス向けには「Samurai Siege サムライ合戦」を世界 149 カ国で提供し、各 OS のアプリストア売り上げランキングで米国を中心に上位を保持している。

セガネットワークスでは、安定的、かつ持続的な成長を目指し、国内における開発運営体制の強化と同時に、グローバルなタイトル開発・提供体制の強化拡大を推進する、としている。今回の買収と投資により、従来の現地パートナー企業との協業による国内向け自社コンテンツの海外展開に加え、現地市場向けコンテンツの開発、提供体制を強化し、コンテンツポートフォリオの拡充と、収益力向上を図る。