【ゲーム株概況(3/10)】gumiがようやく場中に寄り付く…終値は前日比78円安の1503円 ケイブが大幅高 メディア工房とイマジニアはS高に
3月10日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比125.44円安の1万8665.11円で取引を終えた。今週末にメジャーSQ(特別清算指数)を控えていることもあり、引き続き手控えムードが強い。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、連日のストップ安比例配分となっていたgumi<3903>がようやく場中に寄り付き、この日は前日比78円安の1503円で取引を終えている。上場時の公開価格、初値とも3300円だっただけに半値以下まで落ち込んだ形になる。
一方、この日上昇が目立ったのは、ケイブ<3760>だ。新作アプリ『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』への期待のほか、『PSYCHO-PASS サイコパス』ポータル公式アプリにゲーム機能を実装する大幅アップデートを実施することを発表(関連記事)も市場の関心を集めているようだ。『PSYCHO-PASS サイコパス』については、同社がモバイルゲームの開発を行うことも発表されているだけに、その今後の動きも注目されるところだ。
また、メディア工房<3815>がストップ高となるなど急騰した。同社は、子会社のブルークエストが事前登録を実施中の『怪人ランブルZ ~近未来征服プロジェクト~』が事前登録件数で1万人を突破したと発表(3月9日現在で1万8000人)と発表したことが材料視されている。また、前日に『LINEリラックマころろんパズル』を手掛かりにストップ高したイマジニア<4644>は、この日もストップ高した。
半面、アエリア<3758>の下げがきつく、ガーラ<4777>は5日続落で、終値ベースで800円台を割り込んだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社メディア工房
- 設立
- 1997年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 長沢 一男
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3815