【ゲーム株概況(4/7)】業績予想上方修正のコーエーテクモHDなど大手ゲームが総じて高い 新作『DomiNations』が米で好調のネクソンも買われる
4月7日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比242.56円高の1万9640.54円で取引を終えた。前日の米市場高を背景に朝方から買いが先行、為替が1ドル=119円台と円安方向に振れたことも好感された。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガーラ<4777>がストップ高し、アクロディア<3823>が大幅高するなど軽量株の動きが目立つ。その一方で、大手ゲームも総じて高い。大手ゲーム株は、コーエーテクモHD<3635>が前日大引け後に2015年3月期業績予想の上方修正を発表(関連記事)したことに加え、バークレイズ証券がバンダイナムコHD<7832>を「イコールW」から「オーバーW」に、セガサミーHD<6460> を「アンダーW」から「イコールW」にそれぞれ格上げしたことが追い風となっている。
また、カヤック<3904>やクルーズ<2138>が大幅高したほか、ネクソン<3659>も場中に年初来高値となる1320円を付けるなど買われた。ネクソンは、新作RTS『DomiNations』が米国App Storeで27位に上昇するなど好調に推移していることなどが評価されているようだ。
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半面、第3四半期決算発表を14日に控え、荒い値動きが続くケイブ<3760>はこの日は大幅安。前日はライツ・オファリングに絡む需給悪化懸念の後退からストップ高したサイバーステップ<3810>は反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635