ハーツユナイテッドグループ、子会社G&Dが扶桑アビエーションと共同で防衛省のヘリコプター操縦トレーニング用3D教材を制作へ
ハーツユナイテッドグループ<3676>の子会社G&Dは、扶桑アビエーションと共同で、防衛省がヘリコプターのエンジン操縦トレーニングとして活用する3D教材を制作することが決定したと発表した。
G&Dは、主にコンシューマゲーム及びソーシャルゲームに使用されるグラフィック制作を中心としたゲームの受託開発を行っており、豊富な開発実績を持つ多数の技術者や柔軟な開発体制を強みとして、着実に実績を積んできた。一方、扶桑アビエーションは、航空機器及びその他関連分野の材料、部品の輸入販売を主な事業としており、航空機に関する深い専門知識を有している。
今回、G&Dのグラフィック制作における高い技術力が評価され、扶桑アビエーションが防衛省より落札した本案件に対し、扶桑アビエーション監修の下、G&Dがヘリコプターのエンジン機能や主要部品の3Dグラフィック化及びアニメーション設定などのグラフィック制作サービスを提供することとなった。
昨今、ゲームをはじめ映画やテレビ等のエンターテインメント業界においては、コンピュータ性能の高度化に伴い、コンピュータグラフィックスの活用が進み、映像はより写実的かつ多彩な表現でリアルに描画されるとともに、エンターテインメント業界以外においても、視覚的表現によって伝える可視化技術の重要性が高まっており、コンピュータグラフィックスの応用分野は軍事、航空、自動車、建築、医療等のあらゆる分野へと拡大している。G&Dは、今後も、エンターテインメント業界におけるコンピュータグラフィックス制作に注力するとともに、その技術力を活かしたサービスを他分野においても積極的に展開することで、多様な需要に対応していく方針としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676