【ゲーム株概況(7/21)】アクロディアがストップ高、『キングダム』好調のアクセルマークも高い 他方、決算嫌気しベクターがさえない
東京株式市場では、日経平均株価は6日続伸。終値は、6月24日以来の2万0800円を回復した。ギリシャと中国問題への懸念がいったん後退したことに加え、4-6月期決算への期待から買いが入った模様だ。為替の円安も押上要因となった。ジャスダックやマザーズといった新興市場にも個人投資家の資金が流入したようだ。
こうしたなか、ゲーム関連株については、アクロディア<3823>が先週末に続いてストップ高となった。16日、独Dream Chip Technologiesが開発した「xBounds」のライセンス契約を締結したと発表したことが材料視されたようだ。アクロディアは、xBounds の基礎技術を応用し、カーナビやテレビ、CATV-STBへの接続を可能とする、スマートフォンの画面転送技術の開発を行っていくという。
アクセルマーク<3624>も大幅高となった。ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が提供する戦略シミュレーションRPG『キングダム-英雄の系譜-』iOSアプリ版がApp Storeの売上ランキングで34位(ゲームカテゴリー)まで順位を上げたことが好感された模様だ。アクセルマーク子会社のアクセルゲームスタジオが開発パートナーとして参加している。
出所:AppAnnie
他方、ベクター<2656>が大幅安となった。第1四半期決算と第2四半期の業績見通しが嫌気された。17日、第1四半期決算を発表し、営業収益22%減・6000万円の赤字となった。主力のオンラインゲームが収益が低下している模様。続く第2四半期も営業損益が1億4000万円の赤字と、前年同期(3000万円の赤字)に比べて拡大する見通しであると発表した。
こうしたなか、ゲーム関連株については、アクロディア<3823>が先週末に続いてストップ高となった。16日、独Dream Chip Technologiesが開発した「xBounds」のライセンス契約を締結したと発表したことが材料視されたようだ。アクロディアは、xBounds の基礎技術を応用し、カーナビやテレビ、CATV-STBへの接続を可能とする、スマートフォンの画面転送技術の開発を行っていくという。
アクセルマーク<3624>も大幅高となった。ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が提供する戦略シミュレーションRPG『キングダム-英雄の系譜-』iOSアプリ版がApp Storeの売上ランキングで34位(ゲームカテゴリー)まで順位を上げたことが好感された模様だ。アクセルマーク子会社のアクセルゲームスタジオが開発パートナーとして参加している。
他方、ベクター<2656>が大幅安となった。第1四半期決算と第2四半期の業績見通しが嫌気された。17日、第1四半期決算を発表し、営業収益22%減・6000万円の赤字となった。主力のオンラインゲームが収益が低下している模様。続く第2四半期も営業損益が1億4000万円の赤字と、前年同期(3000万円の赤字)に比べて拡大する見通しであると発表した。
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会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823