【ゲーム株概況(7/29)】1Q決算評価でコーエーテクモHDが大幅高 『BLEACH』好調継続のKLabも高い ユナイテッドは利益確定売りに押される
7月29日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続落し、前日比25.98円安の2万302.91円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)の開催を控え、手掛け難さが漂う中で、中国市場の減速を懸念した売り物に押される展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コーエーテクモホールディングス<3635>が大幅高した。前日はやや伸び悩んだが、発表された2016年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算(関連記事)への評価は高く、高値圏での推移が続く展開となった。大手ゲーム株ではカプコン<9697>も高い。
また、『BLEACH Brave Souls』が引き続きアプリストアランキングで好調な推移となっているKLab<3656>も買われ、前日にスマートフォン、タブレットPC向けソーシャルアプリの開発及び運営を目的とした子会社ガーラ ミックスを設立すると発表(関連記事)したガーラ<4777>もしっかり。
半面、クルーズ<2138>やモブキャスト<3664>、アクセルマーク<3624>がさえない。周辺株では、ユナイテッド<2497>がメタップス上場承認発表後の急騰の反動もあってこの日は利益確定売りに押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635