任天堂<7974>が朝方から買いを集めて大幅高し、2万2000円台を回復した。
前日(7月29日)に発表した2016年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算が、売上高で20%増、各利益項目は前年同期の赤字計上から今期は黒字計上のスタートに展開と順調なスタートになったことが好感されている。ちなみに任天堂の第1四半期での営業黒字計上は5年ぶりのこと。
5月に全世界で発売したWii U向けゲームソフト『Splatoon(スプラトゥーン)』が162万本のヒットとなるなど寄与したほか、海外売上高が好調に推移。営業外では、円安で為替差益が108億円発生するなど恩恵も受けている。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974