サンリオ <8136> は、7月31日、第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表し、売上高170億円(前年同期比5.2%減)、営業利益34億円(同19.6%減)、経常利益36億円(同15.5%減)、最終利益28億円(同0.0%増)だった。
増収・営業減益での着地となったが、同社では、第1四半期の欧米両地域での商品ライセンス収入が引き続き不芳であったため、アジア、とりわけ中国の好調でカバー仕切れなかったため、と説明している。
また経常利益は為替差益が改善したため、15%の減少にとどまった。最終利益は前年と同水準だったが、投資有価証券売却益を3億円計上、税金等調整前四半期純利益が高法人税率の欧米で減少し、低法人税率のアジアで増加したことで法人税額が減少したことによる。
なお、国内では、著増するインバウンド売上と、『ぐでたま』、『KIRIMIちゃん.』、『SHOW BY ROCK!!』といった新キャラクターが気を吐いたという。第2四半期以降の貢献が期待されるとのこと。
2016年3月期は、売上高754億円(前期比1.1%増)、営業利益170億円(同2.7%減)、経常利益171億円(同7.7%減)、最終利益115億円(同10.2%減)を見込む。
増収・営業減益での着地となったが、同社では、第1四半期の欧米両地域での商品ライセンス収入が引き続き不芳であったため、アジア、とりわけ中国の好調でカバー仕切れなかったため、と説明している。
また経常利益は為替差益が改善したため、15%の減少にとどまった。最終利益は前年と同水準だったが、投資有価証券売却益を3億円計上、税金等調整前四半期純利益が高法人税率の欧米で減少し、低法人税率のアジアで増加したことで法人税額が減少したことによる。
なお、国内では、著増するインバウンド売上と、『ぐでたま』、『KIRIMIちゃん.』、『SHOW BY ROCK!!』といった新キャラクターが気を吐いたという。第2四半期以降の貢献が期待されるとのこと。
■2016年3月期の見通し
2016年3月期は、売上高754億円(前期比1.1%増)、営業利益170億円(同2.7%減)、経常利益171億円(同7.7%減)、最終利益115億円(同10.2%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136