【アプリ調査】セガゲームスの新作アプリ『戦の海賊』はどっぷり世界観に浸りたくなる一本 細やかなグラフィックと「愛着が持てる」配慮にも注目


セガゲームス セガネットワークス カンパニーは、8月20日、今夏配信予定のiOS/Android 向けの海洋冒険バトル『戦の海賊(センノカイゾク)』の先行体験会を開催した。当日は、『戦の海賊』開発チームによるゲーム紹介をはじめ、試遊を通して一通りのコンテンツを堪能できた。本稿では、セガゲームスが贈る新作アプリの全貌に迫る。

 

■世界にひとつだけの“俺の”海賊船団がここに



はじめに体験会では、『戦の海賊』のプロデューサーである菊池正義氏(写真左)、ディレクターの奥田禎氏(写真右)が同作のゲーム概要について語ってくれた。

本作は、海賊船団を率いて、伝説の秘宝をめぐる大航海へと繰り出す海洋冒険バトルゲーム。プレイヤーは、様々な船や仲間の海賊を組み合わせて、自分だけの海賊船団を作り、迫力のリアルタイム海戦に挑んでいく。

船の増築や、海賊たちの育成は思いのまま。やり込み要素も満載で“俺の”海賊船団作りや、大海原での冒険がとことん楽しめる。

菊池氏は、本作でこだわったところに関して、「自分だけの海賊船団を愛着持って大きくできること」「海賊船同士が激突するダイナミックなバトル」の2つを挙げてくれた。なお、開発期間は約1年半で「じっくりと作り込むことができた」と奥田氏は言葉を添えた。

さて、本作におけるコンセプトは大きく分けて下記の3つ。

【魅力①】大海原で繰り広げる“海賊船団バトル”
【魅力②】様々な船や海賊で作る“俺の”海賊団
【魅力③】伝説の秘宝を追う海洋冒険ストーリー
 

■大海と自由海賊の世界(あらすじ)
海がほとんどを覆う世界。広大で危険な海に隔てられ諸国家は互いに孤立していた。だが300年前、伝説の海賊ゼスの一党が世界をめぐり、航路を発見する。世界は活気付き『海賊』は敬意と夢を集めるようになる。大航海時代の幕開けである。

そしていま…世界は再び閉ざされつつある。冥龍団を名乗る海賊団が、外洋航路を独占。ワイロを払わない船は沈められていった。そんな中、自由を取り戻すために立ち上がった海賊たちがいた。人は誇り高き彼らを『自由海賊』と呼んだ。これは自由海賊が海を取り戻す物語である。


 

■どっぷり世界観に浸りたくなる一本! 芸の細やかさにも注目



体験会では、本リリース版と遜色ないほどの内容を楽しめた。プレイヤーは、ストーリーを進めて船や資源を入手し、アジトで海賊を集めて船を強化、そして強力な海賊と船を駆使してバトルで勝利を収める……といった流れでゲームを進めていく。

本作の醍醐味は、何といっても大海原で繰り広げる“海賊船団バトル”であろう。バトルは、基本オートで進行。味方の船が敵の船に目掛けて攻撃していくのだが、ここで船団長であるプレイヤーは、海賊が持つスキルの発動や敵の船をタップして主砲を発射するなど、任意でアクションをこなしていく。
 

▲編成画面。本作で特徴的なのは、船はもちろん、海賊(ユニット)も選べること。はじめに後列・中列・前列に船を設置し、その船に乗せる海賊を選択していく。それぞれ船の配置には、万能型の母船が後列、大砲などで遠距離攻撃ができる砲撃船や支援船が中列、海賊を乗せて敵船に前進する突撃船や装甲船が前列と決まっている。


▲3すくみの属性も存在。船と海賊は、属性の異なる場合でも組み合わせることはできるが、同じ属性のほうがステータスが上昇するため、ここはなるべく合わせて編成していこう。


▲いよいよバトル開始! 3D空間で繰り広げられる海賊船団バトルは、海賊たちも動き回って敵の船に乗り込んだり、海に落ちても果敢に攻撃し続けたりと、動きのバリエーションが豊かで見ているだけでも楽しめるだろう。


▲前述したように基本オートバトルで進行していくが、プレイヤーは右下の主砲で敵の船を攻撃したり、海賊のスキルを発動させたりできる。なお、主砲は玉の数に限りがあるが、敵の船を倒す(沈める)ことで玉を手に入れることもあるので、とりあえず撃っておくのがベスト。

 
▲海賊のゲージがたまることで、各々のスキルを任意で発動させられる。広域や直線など、攻撃範囲も異なるため、敵が複数いるところで決めていくのがいいだろう。

 
▲バトルクリアー後は、評価に応じた報酬が手に入る。また、勲章確認では具体的にどの海賊や船が活躍したのかを確認でき、今後の編成や強化に関しても活かすことができる。嬉しい要素。

本作の壮大で王道な海洋冒険ストーリーも見逃せない。マップ上では、小島や町並みなど美麗で細やかな世界のなかを、ステージ踏破式で進めていく。ひとつひとつの海域を塗り進めていく達成感のほか、都度、物語も取り入れられており、世界観にどっぷり浸ることができるのは本作ならでは。
 

▲マップ画面。火山地帯や空に浮かぶ海など、バラエティに富んだステージも存在。


▲イベントマップでは、曜日クエストなどが展開していた。

 
 
▲一癖も二癖もあるキャラクターたちが壮大なストーリーを紡いでいく。会話中には、ときたま選択肢も出現し、船団長としてストーリーに深く介入することもできる。また、選択肢の違いによって大きくメリット、デメリットが生じることはないので安心して欲しい。

さて、バトルやストーリーもいいが、もうひとつ注目したいのがアジト。ここでは、船を強化したり、酒場で海賊を集めたりできる、言わばホーム画面のようなところだ。おもに船はストーリーを進めることで入手できるが、そこに乗る海賊は酒場(ガチャ)で仲間にしていく。
 

▲アジト…というか、もはや自分だけの島。気分はプライベートビーチ。

ガチャには、有償通貨のジェムを使用する海賊ガチャ(1回500ジェム)と、別途ポイントが必要になるポイントガチャが存在。このほかスカウトという方法では、ワインマークのフードというポイントを使用して、特定の海賊を仲間にすることが可能だ。ただしスカウトは、一定時間で仲間にできる海賊が切り替わるため、ちょくちょく覗いてみるのがいいだろう。
 
▲ガチャ画面。

 
▲ガチャ演出……からの…


▲新しい仲間!


▲新しい海賊が仲間になると、仲間になるまでのちょっとしたエピソードも見られる。ユニークなのは、一部の海賊たちはメインキャラクターと何らかの接点があること。きちんと世界観のなかで生きており、本当にひとりひとり個性が際立っていて、愛着が持てるのも魅力だ。
 

▲スカウト画面。ラインナップは一定時間で切り替わり、なかにはここでしか仲間にできない海賊も……。フードに余裕がある場合は、試してみてはいかがだろうか。
 
 
▲船のアップグレードにはゴールドが必要。


▲海賊はバトルを繰り返していくことでレベルを上げられるが、訓練所でも他の海賊と合成することで経験値が得られる。レベルが最大になると、昇格としてレアリティも上げることができる。

 

▲ゲームを進めていくと、こんなにも賑やかに! 自分だけのアジトを作ろう。
ちなみに「ギルド」要素は、今後実装を検討していくとのこと。


『戦の海賊』は、迫力満点の目にも楽しい3D海上バトルはもとより、何よりも世界観の統一感が心くすぐられる。マップの細やかなグラフィック、海賊たちの掛け合い、アジトを成長させていく過程など、すべての物事に理由や目的が存在。プロデューサーの菊池氏がコンセプトに挙げた「海賊団に愛着を持ってもらうように…」という要素は、十二分にゲーム内で表現されていることを感じた。プレイ意欲が沸き、世界観に浸りたくなる一本。

『戦の海賊』は今夏リリース予定。
 


 
(取材・文:編集部  原孝則)
 

■3つの事前登録キャンペーン概要


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レアなキャラクターが手に入るガチャにチャレンジできる「ジェム」をプレゼント。
※プレゼントする「ジェム」は、無料のものとなる
 
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事前登録サイトでは、激レア海賊が手に入る“事前ガチャキャンペーン”を開催中。“事前ガチャキャンペーン”では、1日5回、さらにリツイートで最大1日25回、レアなキャラクターが手に入るガチャにチャレンジできる。今回、登場する20キャラクターの中から1キャラクターだけ獲得予約をでき、サービス開始時に受け取れる。事前ガチャで排出されたキャラクターは、能力やスキル映像を閲覧できるようになっており、共に冒険する仲間を検討する際に活用できる。

3.事前ガチャでガチャチケットもゲット! 
事前ガチャですべてのキャラクターパネルを開くと、コンプリート報酬として、ゲーム内のレアガチャが引ける「ガチャチケット」を1枚プレゼントする。

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株式会社セガ
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会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
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