【TGS2015】ゲームオンの新作アプリ『フィンガーナイツ』ステージを取材 会場の生アテレコからナレーション付き最新PVをその場で制作・公開
ゲームオンは、「東京ゲームショウ2015」の初日である9月17日(木)にCyberZにて、新作アプリ『フィンガーナイツ』のステージイベントを実施した。
本作は、指先一つでキャラクターである英雄騎士たちを引っ張り、爽快コンボで敵を攻撃するスリングバトルを採用した、ゲームオンの新作アプリ。直感的な操作である一方、クラスの特色を活かした戦略を立てることで、奥深いバトルが展開される。クラスは、「ソルジャー」、「シューター」、「ヒーラー」など全部で6つのクラスに分かれており、それぞれ 異なる特徴を持っている。
同氏が監修しただけあって、ハイクオリティのアニメーションを堪能できるのだが、池亀氏によると、PVには必須とも言えるナレーションが入っていないため、まだ完成ではないとのこと。そこで本ステージではゲストとして声優の諏訪彩花さんが登場。壇上でナレーションの生アテレコをすることになった。
▲諏訪彩花さん、池亀泰宣氏
今回諏訪さんは、副官エリーシュ、ベルダンディー、ブリュンヒルデの3キャラクターのボイスでナレーションを収録。その中から池亀氏が気に入ったものを選び、すぐさま完成版をYouTubeにアップロードするという。
まず1人目のキャラクター・副官エリーシュは、16歳ながら王国最強の魔導師団に所属するエリート若手メンバー。エリートのため偏見もあり少し高飛車で、世間知らずなところもある純粋な女の子だ。エリーシュでのボイス収録に臨んだ諏訪さんは、声は作らず、自然体で演技したとのこと。池亀氏もかなり気に入った様子で、「いきなりこれに決めたくなりましたね」と言わしめるほど。
2人目のベルダンディーは、温厚な性格でありながらときよりリーダーシップも発揮する女性。年齢は20歳と、先ほどのエリーシュよりも年上という設定だ。諏訪さんもナレーションを収録する際には年齢の高さを意識したそうで、しっとりとした声色による演技が印象的だった。これには池亀氏も「年齢差を感じられたのは素晴らしい」とまたも絶賛。早くもどれを採用するか迷っている様子だった。
そして3人目のブリュンヒルデは体が小さく人懐っこい性格の持ち主。ただし年齢不詳であったり、巨大な斧を持ち歩いていたりと個性的な面もあり、「演技のイメージを掴むのが難しいのでは」と池亀氏。そんな不安とは裏腹に諏訪さんは、これまでの2人とはまた違った、天真爛漫な演技を披露。池亀氏も「ダメ出しのしようがないです」とコメントしていた。
三者三様のナレーションとなり、いずれも甲乙つけがたい内容となった今回の生アテレコ。池亀氏はかなり悩んでいた様子だったが、最終的に「一番最初のインパクトを重視」との理由でエリーシュのボイスが採用されることに。現在公式サイトでは、ナレーション付きのPVが公開されているのでぜひチェックしてほしい。
その後も諏訪さんと池亀氏は、お気に入りのキャラクターの話に華を咲かせたり、実際にプレイをしてみたりと、終始和やかな雰囲気で進行。本作は味方となるキャラクターを引っ張って、ビリヤードの要領で敵にぶつけていくシステムだが、諏訪さんはこの引っ張る感覚を特に気に入っているようだった。また、本作は動画共有サービス「OPENREC」にも対応しており、池亀氏が実際に自分の顔を画面に表示してプレイする一幕もあった。
最後に諏訪さんが生アテレコに臨んだ感想と、本作に対する期待をコメントすると、池亀氏は「この秋には配信予定です」と宣言。さらに「1日でも早く皆さんがプレイできるよう、がんばって開発を続けています」とアピールし、本ステージは幕を閉じた。
■『フィンガーナイツ(FINGER KNIGHTS)』
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©GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.
会社情報
- 会社名
- 株式会社ゲームオン
- 設立
- 2001年4月
- 代表者
- 代表取締役CEO 文 智秀/代表取締役COO 李 一守
- 決算期
- 12月
会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月