ビットアイル<3811>は、本日(6月6日)、第3四半期累計(8~4月期)の連結業績を発表し、売上高86億8600万円(前年同期比21.8%増)、営業利益14億9800万円(同56.9%増)、経常利益12億8200万円(同75.8%増)、四半期純利益7億1000万円(同72.7%増)だった。
同社では、2009年2月に開設した文京データセンターが四半期ベースで黒字化を達成し、その後、着実に黒字幅が増加するなど、iDCサービス、マネージドサービス、ソリューションサービスがいずれも順調に推移した、としている。
サービス別では、iDCサービスは、稼動ラック数は3542ラック(前年同期比9.5%増)となり、売上高、顧客数ともに着実な積み上げを達成。売上高63億6000万円(前年同期比11.7%増)だった。
マネージドサービスは、サービスラインナップの継続的な強化に加え、レンタルサービスの販売が増加したこと、2010年12月27日付で子会社化したサイトロックが寄与した。売上高16億2400万円(同81.5%増)。
ソリューションサービスは、子会社ビットサーフの人材サービス提供機能の強化・拡充に加え、子会社テラスの動画配信プラットフォームやホスティングといったサーバインテグレーションのサービスラインナップを強化した。売上高7億0100万円(同91.0%増)だった。
■2011年7月通期の見通し
7月通期は、売上高120億円(前期比23.3%増)、営業利益18億5000万円(同34.4%増)、経常利益16億円(同49.4%増)、当期純利益9億円(同43.2%増)を見込む。従来予想からは変更なし。