KLab、VC子会社「KLab Venture Partners株式会社」を設立 海外子会社を通じたソーシング活動やKLabの技術部門による支援を目的

​KLab<3656>は、本日10月21日開催の取締役会において、ベンチャーキャピタル事業の子会社「KLab VenturePartners株式会社」の設立を決議した。KLabグループの海外子会社を通じたソーシング活動やKLabの技術部門による支援など、KLabグループのリソースをより活用しやすくし、ベンチャーキャピタル事業を一層発展させるために今回のKLab100%子会社のベンチャーキャピタル設立に至った。日本を中心に米国や東南アジアのシード・アーリーステージステージのインターネット関連企業に投資する。

<以下、プレスリリースより>

KLabはこれまでも2011年12月にSBIインベストメントとの合弁でKLab Ventures株式会社(以下「KV」)を設立しています。KVはこれまで国内及び海外の企業14社への投資を実行してきましたが、その全ての投資先企業は次回ファイナンスでベンチャーキャピタルからの調達を成功し、そのうち3社がエグジットに至るなど、良好な投資実績を残してきました。

KLabグループの海外子会社を通じたソーシング活動やKLabの技術部門による支援など、KLabグループのリソースをより活用しやすくし、ベンチャーキャピタル事業を一層発展させるため、今回新たにKLab100%子会社のベンチャーキャピタルであるKVPを設立しました。KVPは年内までに人材採用とファンド設立を行い、その後投資活動を本格化します。


■投資戦略について
KVPの投資戦略は以下となります。

投資ステージ:シード・アーリーステージのインターネット企業を対象としますが、特に創業間もないシード期のベンチャー企業への投資を中心に進めていきます。
投資領域: インターネット関連のビジネスを展開するベンチャー企業を対象とします。
投資地域:日本を中心に投資をしますが、米国及び東南アジア諸国のベンチャー企業への投資も実行していきます。サンフランシスコとマニラのKLabグループ会社内に拠点を設立し、共同で投資活動を展開していきます。
支援戦略:KVPはバリューアッド型のベンチャーキャピタルを目指していきます。投資実行後の支援として、リソースが不足しがちな創業間もないベンチャー企業に対し、KLabグループリソースを活用した事業サポートを行っていきます。事業サポートの主な内容については、エンジニアにより開発コンサルティング、営業支援、海外展開支援、経営支援などを予定しています。


■人材採用について
KVPはベンチャーキャピタル事業を推進していくにあたって、新規人材の採用を予定しております。募集要項等の詳細はHPに記載しております。


■KLab Venture Partners株式会社の概要
商号:KLab Venture Partners株式会社(KLab Venture Partners Co., Ltd.)
代表取締役社長:長野 泰和
設立:2015年10月21日
資本金:1,000万円
本社所在地:〒106-6122 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
事業内容:シード、アーリーステージのインターネット企業を対象としたVCファンドの運営
出資者:KLab株式会社 100%
URL:http://www.kvp.co.jp

 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る