IMAGICA Lab.、TVポスプロ事業から25年6月末を目処に撤退 100~150名程度の希望退職者を募集、事業譲渡も視野 特別損失を計上へ
IMAGICA GROUP<6879>は、この日(12月26日)、連結子会社であるIMAGICA Lab.がTV ポストプロダクション事業から2025年6月末を目処に撤退すると発表した。これに伴い、100~150名程度の希望退職者の募集を開始するとのこと。これに伴い、特別損失も計上する見込み。希望退職者の応募人数が確定していないことや、拠点撤退関連費用は第三者への事業譲渡も検討していることから特別損失の金額は後日確定する。
IMAGICA Lab.が行うTVポストプロダクション事業は、TV市場およびTVポストプロダクション市場の縮小傾向や、それに伴う競争激化の影響に加えて、フリーランス化の進行による参入障壁の低下など、その事業環境が大きく変化している。さらに近年は、エディター・ミキサーの離職とそれに伴う顧客離れにより、事業の稼働率が低下し原価が上昇、売上高の減少と利益の低迷が続いている。
こうした状況下、スト削減や規模の縮小による事業の継続可能性を検討してきたものの、事業の業績の早期回復は困難であるとの結論に至った、としている。
なお、希望退職者は、IMAGICA Lab. のTV ポストプロダクション事業に携わる社員と管理部門に所属する一部の社員を対象としており、募集人数は100~150名程度を想定している。募集期間は2025年1月20日から2月12日までで、2025年6月30日に退職する。応募者には通常の退職金のほか、特別加算金を支給する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IMAGICA GROUP
- 設立
- 1935年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 長瀬 文男/代表取締役社長 社長執行役員 長瀬 俊二郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6879