カヤック、25年12月期決算は売上高20%増、営業益199%増 引き続きハイカジが好調 投資損失こなし最終益は358% 今期より事業を4つ のセグメントに整理へ

カヤック<3904>は、2月16日、2025年12月期の連結決算を発表、引き続きハイパーカジュアルゲーム(ハイカジ)を中心とした業績好調により、修正予想も超過する大幅な増収増益を達成した。

なお、最終利益は持分法適用関連会社である琉球フットボールクラブに係るのれん相当額の一時償却を行ったことなどによる投資損失約1億7300万円を計上した上での大幅な増益となる。

■2025年12月期決算実績

売上高200億9400万円(前々期比20.1%増)
営業利益10億7100万円(同199.2%増)
経常利益8億5000万円(同111.6%増)
最終利益6億8300万円(同358.8%増)

■サービス別の売上高概況

①ゲームエンタメ 売上高111億8400万円(前々期比21.0%増)
カジュアルゲームの中でもハイパーカジュアルゲームは、第4四半期期間(10~12月)には新作タイトルのリリースはなく、結果として年間では8本の新作タイトルをリリースした。

期中にリリースした新作タイトルが良好な推移であることに加えて、既存タイトルが好調であることなどの影響もあり、ダウンロード数は前年同期比では10.8%増の約3億4612万件と過去最高となった。

②面白プロデュース 売上高22億1100万円(同3.0%減)
中長期的には安定的な成長を見込んでいるものの、短期的には季節要因や大型案件の進行などによる前年同期比で若干の増減が見られる状況となった。

③eスポーツ 売上高31億9800万円(同11.1%増)
期中におけるTonamelの開催数は、コミュニティに寄り添った運営によりTCG(トレーディングカードゲーム)を中心に国内大会数が増加したものの、海外へのマーケティング投資を下げた結果、前年同期比3.2%減の7万2919件となった。また、2025年2月付でeスポーツスクール事業を営むeSPを売却した。

④ちいき資本主義 売上高14億5100万円(同61.3%増)
期末時点で、「スマウト」の累計登録ユーザー数は前年同期比28.5%増の約8.4万人となり、順調に拡大した。「スマウト」の導入地域数も期末時点で前年同期比5.1%増の1164地域となり、市場の上限である自治体数約1700地域に対しての導入率が約68.5%となった。

加えて、期末時点での「まちのコイン」の累計登録ユーザー数は、前年同期比26.8%増の21.5万人と、こちらも順調に増加した。

⑤その他サービス 売上高20億4900万円(同43.9%増)
ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」は、コロナ禍により業績が悪化した後、順調な成長基調にある。また、同社子会社となった英治出版の新刊が好調に推移した。

■2026年12月期は事業を4つのセグメントに整理

2026年12月期通期の連結業績予想については、以下のとおりで2ケタ増収を見込むも営業利益は減益となる見込み。

なお、今期より、事業を「ブランド&マーケティング」「ゲーム・アニメ」「ちいき資本主義」「その他」の4つのセグメントに整理して情報を開示していくとしている。

売上高230億円(前期比14.5%増)
営業利益10億円(同6.6%減)
経常利益9億5000万円(同11.7%増)
最終利益6億円(同12.3%減)

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高167億2700万円、営業利益3億5800万円、経常利益3億8800万円、最終利益1億4900万円(2024年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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