
Aiming<3911>は、2025年12月期における研究開発費について、前の期比70.1%減の5億2700万円を計上したことを明らかにした。前の期(2024年12月期)の実績は、17億6100万円だった。主にスマートフォン向けオンラインゲームの開発に投じたという。
同社グループのゲーム制作は、プロジェクト制を採用しており、企画、エンジニア、デザイナー、運営といった職能を横断したコミュニケーションと迅速な意思決定を実現している。また、新旧問わず世界中のゲーム分析を担うゲームリサーチの専門職を設け、その結果をゲーム開発及び運営に反映させている。
ゲーム開発においては、おもしろさを仕様として記述することが難しいため、常にゲームが動作する状態を保ちながら開発を進め、開発途中に実際に遊びながら変更・改善するアプローチが必要だと考えている。この考えに基づき、要求変化に迅速に対応するアジャイル開発と、常にサービスとして動作する状態を保ちながらソフトウェアの開発やアップデートを進める継続的デプロイメントを日常的に実践している。
これにより、付加価値の低いゲームを開発してしまうリスクの低減を図っているとのこと。継続的デプロイメントは、開発中でもゲームに対するフィードバックが得られ、作り直し作業の無駄が減ること、サービスが公開できなくなるリスクが下がること、開発コストの予測可能性が高まることといったメリットがあるそうだ。
さらに、開発途中やサービス開始後の要求変化、プラットフォームの市場シェアや技術トレンドの変化といった短期から中長期にわたる技術的スキルセットの大きな変化に対応するため、ノウハウや知識の共有化と教育速度の向上を目的としたシステムを必要としている。
これに対し、開発メンバーが互いにソースコードの査読を行うコードレビュー、および2人のプログラマーが1台のマシンを使って設計や実装を行うペアプログラミングといった手法を取り入れている。これらの手法は、ソースコードの品質と開発スキルの同時向上やチームワークの醸成につながる。また、人員配置の柔軟性を高めることで、特定個人への依存体制になってしまうリスクを少なくしているという。
研究開発費の推移は以下の通り。

会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911




