【ゲーム株概況(10/27)】新作リリースのシリコンスタジオが急騰…一時4000円台乗せ ドリコムにも連想買い アクセルマークは3日連続S高
10月27日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比170.08円安の1万8777.04円で取引を終えた。7~9月決算発表に対する様子見機運の高まりに加え、米海軍のイージス駆逐艦が南シナ海で中国が領海と主張する海域で哨戒活動を行っていると伝わったことで、前場終了ごろから下げ幅を拡大する展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>が3日連続のストップ高となったほか、シリコンスタジオ<3907>が前場中ごろから急騰し、一時4000円台に乗せる場面もあった。シリコンスタジオは、完全新作のスマートフォンアプリ『戦国姫譚 MURAMASA-雅-』をGoogle Playでリリース(関連記事)したことが買い材料として意識されたもよう。
また、ドリコム<3793>もストップ高した。ドリコムは目新しい材料は確認されていないものの、シリコンスタジオと同じようなタイミングで買いが入ってきており、『戦国姫譚 MURAMASA-雅-』の前身タイトルとなる『戦国武将姫-MURAMASA-』の共同リリースを行った(関連記事)ことがあることから、連想買いが働いた可能性がありそうだ。ほか、モバイルファクトリー<3912>が買い直され、大幅高した。
半面、前日まで買われたgumi<3903>は利益確定の売りに押され、クルーズ<2138>やAiming<3911>、エイチーム<3662>などがさえない。明日28日に第2四半期決算の発表を控える任天堂<7974>も3日ぶりに反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907