【ゲーム株概況(11/5)】バンダイナムコHDが3000円台を回復…決算発表を先回り買い 『FF ブレイブ』人気後の反動でgumiは1200円割れ目前に
11月5日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比189.50円高の1万9116.41円と1万9000円台を回復した。為替が1ドル=121円台半ばまで円安に振れたことで、輸出関連株を中心に買われる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体的に小幅な値動きが目立つ中で、バンダイナムコホールディングス<7832>が大幅続伸し、3000円台を回復した。バンダイナムコHDは本日大引け後に発表を控えていた第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表が期待を集めていた格好だが、その第2四半期決算は2度目の上方修正が実施され、2016年3月期通期予想も合わせて修正が実施された。これを受けた明日以降の株価動向も大いに注目されるところだ。
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ほか、大手ゲーム株に堅調な銘柄が目立ったほか、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>、ディー・エヌ・エー<2432>などもしっかり。
半面、アクセルマーク<3624>は続落し、gumi<3903>やクルーズ<2138>、アエリア<3758>、イグニス<3689>もさえない。gumiは『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』のリリース後の人気化の反動が大きく、足元はザラ場ベースで9月29日以来の1200円割れも現実味を帯びてきそうだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832