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2015年11月12日(木)~15日(日)、韓国釜山広域市のBEXCO において韓国最大のゲームショウ「G-STAR2015」が開催。なかでも今年は、ネクソン<3659>が過去最大規模のブースを出展していることが注目されている。本稿では、会場全体の記事とは別にするほど大規模なネクソンブースを紹介。
■待望の大人気FPSの続編なども出展したPCオンラインゲームゾーン
今年のネクソンブースは、「PlayGround(プレイグラウンド)」をコンセプトに、「PCオンラインゲームゾーン」、「モバ イルゲームゾーン」、「Fun Park(ファンパーク)ゾーン」の3つのエリアに分かれたブースにて、過去最多となる計15タイトル(PCオンライン7タイトル、モバイル8タイトル)の展示を実施。ブー スでは、新作タイトルを中心にしたデモプレイや初公開の新作プロモーション映像が楽しめた。
■ネクソンブース「PCオンラインゲーム」出展タイトル一覧
1. HYPER UNIVERSE
2. アルピエル
3. ツリーオブセイヴァー
4. サドンアタック2
5. EA SPORTS™ FIFA Online3
6. Need for Speed™ Edge
7. 天涯明月刀
「PCオンラインゲームゾーン」では、106週連続でPCカ フェランキング1位、韓国国内最高同時接続者数35万人など、数々の記録を打ち立てた韓国 No.1 FPSゲ ーム『サドンアタック』の続編タイトルを筆頭に、IP作品やオリジナルタイトルの出展といった多彩なラインナップに。
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▲『サドンアタック2』は、Unreal Engine3により実現したクオリティの高いグラフィックに加え、本物さながらの銃撃感により、迫力あるバトルが楽しめる作品に昇華。当日は、オンライン対戦が楽しめたほか、著名プレイヤーを呼んだ公式戦も盛り上がりを見せた。韓国では2016年夏に提供予定。
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▲2014年夏に最高同時接続者数85万人とい う韓国PCオンラインゲーム史上最高記録を打ち立てた『EA SPORTSTM FIFA Online 3』では、最新アップデートの試遊ができた。
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▲『ツリーオブセイヴァー』は、同名の植物で覆われた仮想世界で、突然姿を消した女神を探す旅を描いた正統派 MMORPG。個性溢れる多様なクラスが存在し、職業選択や経験値、キャラクターの特性設定などにより、オリジナルキャラクターの育成が可能。纎細で可愛らしいグラフィックとクオリティの高いサウンドにより、一層洗練されたゲームの世界観の中で、ユーザー間の協力プレイやバトルが楽しめるという。日本では2016年内に提供予定。
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▲『アルピエル』はNgine Studios が開発したクォータービュー方式の学園RPG。プレイヤーは獣神学院「アルピエル」の生徒になり、魔法の鏡が割れバラバラになった世界を取り戻すために、ストーリーを進めていく。登場するキャラクターは実際の動物を元にデザインされ、それぞれのキャラクターはモチーフとなった動物固有のパワーを導き出す「覚醒」システムを備えているのが特徴。2015年内に韓国で提供予定。
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▲CWAVE Soft が開発を手掛けるオンライン横スクロールアクションMOBAジャンルの『HYPER UNIVERSE』 は、複数の宇宙が共存する「多重宇宙」という設定のもとで、神が支配する仮想世界と宇宙全体をつなぐハブである「ハイパーユニバース」で繰り広げられる戦いをモチーフとしたゲーム。世界の終わりを阻止する べく、超能力を備えた精鋭である多種多様なハイパー達があらゆる世界から集まり、「ハイパーユニバース」 内にて宿命の対決を繰り広げていく。2015年12月に韓国でテスト予定。
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▲Electronic Artsのゲーム開発スタジオであるSpearheadが開発中の新作オンラインレーシングゲーム『Need for SpeedTM Edge』は、シリーズの次世代エンジン「フロストバイト (Frostbite)」を用いて、オンライン環境に最適化されたグラフィックとアクション効果が楽しめる同シリーズの最新作。提供時期は未定。
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▲会場には、ゲーム中にも登場するランボルギーニをはじめとしたスーパーカーが展示されていた。
■モバイルゲームは8作品 注目は『野生の地:Durango』
■ネクソンブース「モバイルゲーム」出展タイトル一覧
[モバイルゲーム]
1. 野生の地:Durango
2. 三國志曹操伝Online
3. レガシークエスト
4. MapleStoryM
5. HIT
6. ファンタジーウォータクティクス
7. マビノギデュエル
8. M.O.E
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「モバイルゲームゾーン」では、既存の人気IPタイトルも併せた8タイトルが出展。なかでも『マビノギ』や『マビノギ英雄伝』を開発したディレクター、イ・ウンソク氏の新作タイトル『野生の地:Durango』は大きな注目を浴びていた。本作は、謎の事故で空間がねじれ、現代から先史時代へワープしたプレイヤーが、未開拓の土地を切り開き、 他のプレイヤーとともに仮想社会を作り上げていくゲーム。開拓型オープンワールド MMORPG である本 作は、プレイヤーが生き残りをかけて、探険、狩り、コミュニティの構築など多様で斬新なプレイを通じて、これ までのモバイルゲームとは一線を画した、特別なサバイバルゲーム経験が楽しめるという。2015年12月に韓国でテストを行う予定。
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▲すでに韓国で11月18日にリリースが決まっている『HIT(Heroes of Incredible Tales)』は、『リネージュII』や『TERA』など、大ヒット MMORPG を開発したパ ク・ヨンヒョン氏が手掛ける初のモバイルゲーム。闇に染まった世界を救うために立ちあがった騎士たちのストーリーを元にしたフル 3D モバイルアクション RPG であり、Unreal Engine 4 を使用したモバイルゲー ムにおける最高レベルのグラフィックを、今回 G-STAR にて初めて試遊できた。
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▲韓国ではリリース済みの『ファンタジーウォータクティクス』は、正統派シミュレーションRPGの要素を含み、多様な戦略を駆 使したバトルとキャラクターの成長過程を楽しめるモバイルゲーム。12のエリアや180以上のダンジョン、PvP(Player vs Player)モードなど様々なコンテンツが用意されている。日本では2015年内に配信予定。
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▲『レガシークエスト』は「永続的な死」をコンセプトに、一族の「伝統」を代々受け継ぎながらストーリーを進めていく、ダンジョン探険型アクションモバイル RPG。昔ながらのレトロな 2D ドットを 3D 化したグラフィックと、ハックアンドスラッシュ形式の豪快なアクション、そして多様なキャラクターカスタマイズや育成などが楽しめるという。オーストリアに拠点を構えるゲーム開発会社 Socialspiel が開発を手掛け、2016年第1四半期に Android OS 及び iOS 向けに中華圏を除くグローバル配信を予定している。
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▲『M.O.E(Master of Eternity)』は、美少女とメカニックを題材としており、隠されたストーリーを解き進めてい くモバイル SRPG。プレイヤーは「アスガルド」の艦長となって、苦楽をともにしながら、計16人の美少女 を育成させることが可能だ。また、美少女たちが操るメカニックを駆使し、巨大帝国との戦いにおける戦略プレイの楽しさも同時に感じられる。韓国で2016年第1四半期にテスト予定。
■ユーザーの交流がゲームの世界観を紡ぐ…ファンパークゾーン
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そして、新しい試みの「Fun Park(ファンパーク)ゾーン」は、抽選で選ばれたユーザー自らがネクソン作品の二次創作を販売するコーナーとなっている。対象作品は『メイプルストーリー』や『アラド戦記』『マビノギ』など人気6タイトルということもあり、開幕と同時に新作タイトル同様の長蛇の列が作られていた。ネクソン側は特別ライセンス料を取っておらず、ここで売上たものは直接ユーザーに入っていく。「ファン同士の交流を通して、同社のゲームや世界観を作っていくことを期待」と担当者は狙いを語った。
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■屋外でもまだまだネクソンブース
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「G-STAR」の屋外ブースも毎年趣向を凝らしている。会場内でも大規模ブースを展開しているネクソンだが、それは屋外になっても同じ。おもに屋外では公式ショップをはじめ、『メイプルストーリー×ネクソンコンピュータミュージアム』のコラボ レーションにより、人気タイトル『メイプルストーリー』の世界観を VRで体験できるほか、『Need for SpeedTM Edge』に登場するスーパーカーの展示を行っていた。
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▲『メイプルストーリー×ネクソンコンピュータミュージアム』では、12年という長い運営期間を誇るだけの熱烈なユーザーたちで列を作った。
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▲今では貴重のサービス開始当時のログイン画面も展示。
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▲この日のためだけに開発された『メイプルストーリー』 VRでは、手を動かすと剣を振るというインタラクティブな操作を実現。残念ながら製品版の予定はないとのことだが、「ネクソンコンピュータミュージアム」の展示されたり、今後の同社イベント時に度々登場するという。
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▲韓国の著名デパートと提携した公式ショップでは、多彩なグッズが販売されていた(一部展示物)。
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▲『HIT』の屋外ビジョンでは、最新プロモーションビデオが上映されていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659