【ゲーム株概況(11/13)】3Qの黒字転換好感し、モブキャストが大幅高 決算期待でカヤックも引け間際に買われる イグニスやアエリアが大幅安
11月13日の東京株式市場では、日経平均株価は8日ぶりに反落し、前日比100.86円安の1万9596.91円で取引を終えた。前日の欧米株式市場安に加え、国内も7日続伸で過熱感が強まっていたことから朝方から売り優勢の展開となった。ただ、一時1万9400円台割れまで売られたところからは大きく戻す展開となっており、依然として市場に先高期待は潜在しているもようだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャスト<3664>が大幅高した。モブキャストは、前日12日に2015年12月期の第3四半期決算を発表しており、QonQで売上高が30%増となり、営業利益が2.1億円の黒字に転換したことなどが好感されている。
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また、コロプラ<3668>が3日続伸となったほか、引け後に第3四半期の決算発表を控えていたカヤック<3904>も発表内容への期待感から大引け間際に買われた。
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半面、前日の決算発表組では、イグニス<3689>やアエリア<3758>、エクストリーム<6033>などが大幅安となり、日本ファルコム<3723>も続落した。ほか、アクセルマーク<3624>の下げもきつい。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904