リクルートエージェント、5月の有効求人倍率が17ヵ月ぶりに1倍割れと発表

リクルートエージェントは、6月8日、リクルートエージェント内における5月の有効求人倍率は0.98倍となり、17ヵ月ぶりに1.0倍を下回ったと発表した。ただ、有効求人の人数は、4万5027人で、2010年4月以降増加傾向が続いているという。 職種別の動向では、有効求人人数が1000人以上あり、有効求人倍率が1.5倍を超える好調な職種は、「インターネット専門職」「組込・制御ソフトウェア開発エンジニア」「電気エンジニア」「機械エンジニア」「メディカルエンジニア」の5職種群だった。 また、最も求人人数が多いのは営業職で、有効求人人数は1万1029人だったという。震災の影響で新卒採用が後ろ倒しになったため、中途採用も例年より遅い立ち上がりとなったが、各社で新年度の採用計画が動き出しているとのこと。 リクルートエージェントでは、上半期中に採用予定数が充足すれば、下半期は、門戸を閉じる企業が多いとの見方を示した。「6~8月は勝負の時期ととらえ、積極的に動いてみてください。」としている。